Ham's Gallery 制作日記

マリンワイルドライフアーティスト浜中せつおのアトリエ便りです。たまには取材と称し、釣行記も載せたりします。

神山か有賀か

2013年12月29日 20時47分19秒 | 雑記帳
風邪で寝込んでいる間に、
釣友の小説家、柴田哲孝氏の推理小説を一気に読みました。
風邪を引く直前に買った文庫本「早春の化石」です。
私立探偵神山健介シリーズの二作目ですが、
一作目の「渇いた夏」が売り切れていたので、
こちらを先に手にしました。
作家にたずねたところ、
1話完結なのでど、れから呼んでも大丈夫だそう。



面白く拝読。一作目を読みたくなりましたが、
風邪でゾンビ状態。大型書店まで行くのはしんどい。
ふと表紙を見ると、蝶が写っているではありませんか。
時間つぶしにこれを同定することにしました。



手持ちの図鑑ですぐにそれらしい種が見つかりました。
アカタテハです。
しかし、全体のパターンは同じですが、細部に違いが。
そこでネット検索……ビンゴ。
これはヨーロッパアカタテハでした。



だが、ちょっと待て。
小説の主な舞台は北茨城から那須、福島県南部です。
表紙はその辺りの山奥にある、隧道をイメージしているはず。
そしてそこに、いるはずのない生物が!
これはまさに、有賀雄二郎の世界ではありませんか!

注:有賀雄二郎を知らない方、是非Ggってみてください。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 風邪~、、 | トップ | 謹賀新年 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雑記帳」カテゴリの最新記事