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ブルーベリー狂想曲

岩手県紫波郡という寒冷地でノーザンハイブッシュを中心としたブルーベリーを育てています。

エチョータまだ咲かない

2013-04-27 | エチョータ、ネルソン
盛岡市の今年の桜開花予想日は、3月時点で4月20日頃でした。
ところが4月27日現在も桜は咲いていません。
「今年は平年並みです」と言われていましたがやっぱり今年も春が遅い。
よく「今年は秋も猛暑が続く」とか、「春が遅い」とか言いますが。
単純に季節が後ろにずれているだけなのでは?と思う事もあります。。。


さてブルーベリー。
そんな訳で当地のブルベリ達も休眠から目は覚めているものの、花は咲いていません。



↑エチョータ120Lです。
今年も安定した大粒、安定した味を提供してくれるでしょう。
ただ、残念ながら突出した美味さではないので愛情はイマイチですけどね。。。

エチョータは枝が真横に伸びたり、酷い時は下に伸びたりします。
でも120L鉢で育てる位まで大きくなると、この【横に伸びる】というのはそれほどのデメリットではなくなります。

鉢栽培は地植え栽培と違い、なかなか主軸を更新出来ません(俺の育て方が下手だからですが)。
必然的に、かなり育った主軸から伸びる短果枝に実を生らせます。
主軸の高さが高くなると、直立性品種は更に上へ伸びるので収穫が大変です。
しかしエチョータやエリザベスといった開帳性品種はあまり高く育たないので、剪定さえきちんと行えば管理がラクなんです。
もちろんシュートやサッカーのような、未来の主軸はきちんと誘引する必要がありますが。
うちのペンダーやハンナチョイスと言った直立性品種は高さが2mを超えているので手が届きませんw

覚えておいて損は無い特性です


エチョータ見事

2012-07-10 | エチョータ、ネルソン
大関ナーセリーで【風味は極めて○○】と評価されているハイブッシュ系は4品種。

ペンダーとエリザベスとサファイアとオザークブルー。



【風味はとくに○○】と評価されているハイブッシュ系は1品種。

スパルタン。



【風味は非常に○○】と評価されている品種は急に数が増える。

ということで、個人的には
【極めて】>【とくに】>【非常に】≧【すぐれる】≧【よい】≧【マイルド】>【普通】
と判断した。が、結局は食ってみなきゃ分からないのだが。


さてブルーベリー。
エチョータ、調子悪く中粒止まりと書いていたが、思ったよりも良い感じになった。



↑これで500g弱。全部エチョータ。1番果は19~22mmで安定(多いのは19mm)。中~大粒でした。
味は安定。酸味が強くあっさりテイストなのは以前から変わらず。ジャムにも対応出来そうな優良品種ですね



↑デニース。ぽつぽつとしか熟さないので大して収穫出来てません(100g位?)。
粒の大きさは見たとおり。1番果は20mm~22mmで安定(多いのは20~21mm)、昨年よりも小さくなりましたが大粒をキープ。
味はエチョータより酸味少なく、ペンダーより酸味強いです。
もう少し甘味があればな~と思いますが、安定感は相変わらず抜群、こちらも優良品種ですね

中粒エチョータと大粒デニース

2012-07-08 | エチョータ、ネルソン
エチョータ、一昨年までは大粒どころが極大粒もあったりしたのですが、今年は19~20mmと1番果でも中粒です。



↑クロロシスが出たからかもしれません。やはり少し調子を崩しているのでしょうか。
味は酸味がやや強めですが甘味もあり、全体的にはあっさりテイストです。
悪くない味ですが、全体的には中位のレベルです。
毎年沢山実を生らせているので、来年は少し控え目にしましょうか・・・。また植え戻しも検討します。



↑こちらはデニース。
写真を見れば分かるのですが、完熟果になるとペンダーやブラッデンと同様果柄痕がぽろっと取れそうな感じになります。
ということは落果の心配があることと、完熟果の判断がつき易いこと両方言えますね。
1番果の大きさは21~22mmほど。去年より小さくなりました。これまた生らせ過ぎたかな
大粒を狙うのも楽しいですが、120L鉢まで大きくすると収量にこだわってしまう事があります。
特に美味しい品種ならなおさらです。
それにより粒が小さくなる可能性があります。

また、鉢栽培の寿命は地植えより一般的に短いのではないかと思います。
このまま同じ用土で何年も栽培すれば樹勢が落ち、実が小さくなり、最後は枯れるかもしれません。
植え戻しを繰り返す事が果樹にとって良い事かどうかは分かりませんが、試してみる価値はありそうです。

※肝心のデニースの味ですが、昨年までと特に変わりありません。
気付いたのは大図鑑では実が柔らかい的に記載されていますが、意外と固いです。
実の固さは好みによるので評価が難しいですが、一般的に固い方が輸送に向いていて市場評価が高いようです。

久しぶりにクロロシスが出た

2012-06-19 | エチョータ、ネルソン
エチョータにクロロシスが出ました。
こんばんわ、ちけぞうです。



↑葉の先端に全体的に発生しています。


私がクロロシス出た場合の対応法。
・5号以下の鉢・・・根洗い。
・7号以上の鉢・・・放置。
・10号以上の大事な鉢・・・どうしよう

一般的にはマンガン不足によるものらしい。
マンガンはPHが高くなると吸収が出来難くなるので、エチョータの用土がPH高くなってる可能性出てきたね。
ただ私は硫黄華や硫安持ってないので根本的な対応は出来ません

梅雨時期は出易い言いますので、あまり神経質になっていろいろやっても良くないような気がします。
表面に軽くピートモス散布して終わり位の対応を考えています


最近病気や成長障害とは無縁だったので、いざ発生すると何も対応出来ませんね。


※台風接近中の為、一昨日の写真を使用。

理想の品種と既存ブルーベリーの限界

2012-05-21 | エチョータ、ネルソン
ブドウの粒より大きくて無農薬で育って杉の木のように場所を取らず桃より美味しいブルーベリーを育ててみたい
こんばんわ、ちけぞうです


しかし残念ながらそんな品種は存在しません。
だからそんな品種と出会うことを夢見つつ、大関の新品種に儚い希望を託すのです。



↑エチョータは受粉が成功したっぽい。結実率は毎年良好です

この品種は当初もの凄く期待しました。
今は味も中の上レベルと分かったので、特段期待していません。

でも120L鉢にたわわに実がなると、やはり見応えがあって興奮するんです。
粒も大きくて一斉に色付くから興奮するんです。
今年も早く興奮したい


主力品種~エチョータ~

2012-04-17 | エチョータ、ネルソン
花が咲くまでは我が家の主力品種を紹介しながら間を持たせます



↑エチョータ120L鉢。
剪定済みです。
これ以上樹高を高くしたくはありませんので若干剪定は緩め。ただ1枝に付ける花芽は1~3個(ほとんどが2個)に絞っています。
これで100円玉サイズの実がゴロゴロ生ります
また、粒の大きさは揃い、熟期も揃うので、完熟した実が沢山生っている木を見ると軽~く見とれてしまいます(美しい


味に特筆すべき事は特に無く、まあまあ美味しい品種ですね。
ただし樹形は開帳性(とにかく暴れる)、枝は柔らかく実が生るとしなるという、省力栽培向きの品種ではありません。

品種特性を完全に掴んでいたら120L鉢では育てなかったでしょう


自根ですがここまで大きくなったからか、2kgほど実を生らせても弱るといった様子はありません。
今年も2kgほど収穫出来るかな
このエチョータとデニースだけで、我が家(2人+チビ1人)のブルベリ生活は十分満喫出来ます


あと10日ほどで

2011-06-19 | エチョータ、ネルソン
あと10日ほどでブルベリが色付いてくると思われます。
こんばんわ、ちけぞうです。


昨年は例年に無く春が寒くて(何十年に一度の冷夏到来と春に騒がれた位)、開花が遅れました。
結果、実が色付いたのは6月28日頃。

今年も春先はかなり寒く、開花は去年とそれほど変わっていません。
ですので色付き始めは6月25日~30日辺りと考えています。

今年の天気はどうなんでしょうね
去年はまれにみる晴天続きで、本当に美味しいブルベリを食べることが出来ました
ご存知の通り、ブルベリは品種間での味の差異がそれほど無い果物です。
美味しくなるか水っぽくなるかは、天候に左右される部分が大きい
雨がなかなか降らないので、水不足にならない程度に降りつつも、太陽が沢山顔を出してくれれば良いなぁと思っています。


さてブルーベリー。
こちらの苗はエチョータの予備苗。
エース苗は120L鉢で大量に実を生らせているので動かすことが出来ません



↑17号バレンシアポットで育てています。
エチョータの欠点は驚くほどの開帳性です。枝質はそれほど柔らかい訳ではありませんが、やはり実を沢山生らすとしなります。



↑少々強引に矯正しました。
少しでも実を高い場所に持って行き、陽に当てる作戦です。



↑こんな感じで実が膨らんできてます
あと2週間程度かな・・・。