++雑想ノート++

日々ふと思いついた事や考えた事などを書き綴ってみる。

正直を言うと。

2010-01-01 18:15:00 | Weblog
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20091229-OYT1T00086.htm

少し前に出ていた話で、愛煙家のおじいさんが出てくる児童書が発売中止に
なったという話が出ていた。

タバコが体に悪い、というのはわかる。

が、正直、この「喫煙に反対する団体」とやらは 異常 だと思う。

ほかの事でも、そうだが、「そういったものを目に触れなくすること」
が、どれほどの役に立つんだろう。

確かに、喫煙する人には、配慮して欲しい事は確かにある。
配慮なしにそれを楽しむ事によって、苦痛に思う人がいるのも確かだろう。
だが、それでも、タバコは嗜好品であり、それを吸う事は、その権利は
奪えるものではない。奪っていい権利なんかない。

そして、こうした文章の上で、こうしたものを規制する、ということは
物を書く人に、描写する権利すら奪う事でもあると思う。
私は、いわゆる差別にあたる言葉を、やたらめったら規制したがる事について
昔から疑問を持っている。そうとしか書けないものもあるのに、それを
「差別だからダメだ」とか「読む人に悪影響を与える」とか言うのは
馬鹿馬鹿しいと思っている。どちらかというと、そういう風に声高に叫ぶ事で
一生懸命、その言葉を貶めようとしているようにしか思えない。

この話も同じだと思う。愛煙家である事は別に誰からも責められるべきことじゃない。彼が、周りへの配慮を欠いてさえいなければ。
むしろ、そうやって彼を攻撃する人のほうに問題があるのではないだろうか。

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