ある日のオレ

○月×日　晴れ

今日もオレは朝から大忙し。
早朝の散歩に行くルネを玄関までお見送り。
戻ってくるまでの約１時間、
ルネのベッドをオレのぬくもりで温めたり
スタンバイ中のりるの相手をしたり。

ルネが帰って来る気配を感じたら
また大急ぎで玄関までお出迎え。
ルネがベッドに戻ったら
おかえりの頭突き。

ずっとルネにくっついているわけにもいかず
母しゃんがトイレに行こうとすれば
先に回って誘導。

などなど。

毎日がとても忙しすぎるオレ。





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もともと、りるが来る前から
はり兄さんの隣にはステフ君がいました。

りるちゃんが来てからは、はり兄さんの隣を
りるちゃんに譲り、空いているでじさんの隣に
行こうとしたようですが、
でじさんは、孤独を愛する女。
ってか、隣にいられるとウザイんでしょうね。
とても嫌がっていました。

が、でじさんが寝たきりになった数ヶ月は
大喜びでべったりくっついていたステフ君でした。

そのでじさんもいなくなり、
りるちゃんだけになった時も何かと隣に居たステフ君。

でも物足りなかったのかもしれませんね・・・。

今では、一日の大半をルネさんの隣で過ごしております。
残りは、私だったり、りるだったり、猫だったり。

ルネさんとステフ君の関係は
見ていて最初こそは、微笑ましいと思っていましたが
今は、ルネさんが気の毒に思えてなりません。

しつこい男子は嫌われるのにね。