少しだけ

少しだけでじの事を書こうと思います。


でじの病気は、骨肉腫でした。
今年の３月くらいから歩行がちょっと変でした。
今にして思えば去年の秋くらいから症状が出てきたのかもしれません。
と言っても９歳ですから
そろそろ足腰が弱くなってきてもおかしくない年頃です。

最初は、ちょっと捻ったかつまずいたか
何かしたのかと思ってました。
そのうち治るだろうって。

４月になってやっぱりおかしくて
病院へ行ったのですが、診察してもらっても
特に問題はなさそう・・・とのことで飲み薬を処方されました。

一旦は治ったように思えたのですが
また様子がおかしい・・・。

病院へ→飲み薬を処方。

それでも良くならないのでレントゲンを撮る事になりました。
まぁこのレントゲンもいろいろあったのですが・・・。

病理検査をしてもらい骨肉腫と診断されました。

温存か断脚かどちらかを選択しなければいけなくなりました。

いっぱい考えて、いっぱい悩みました。

でじにとって一番良い方法は、痛みを取ってあげること。

断脚することに決めました。



手術後のでじさんです


入院中、予想外のことが起こり、
約１ヶ月後の退院となりました。

抗がん剤の治療は全部で３回行いました。
３回とも下痢や発熱、白血球の低下などの副作用に
悩まされました。



いつもでじにくっついていたステフ


退院後は、寝たきりの状態です。
外の匂いも芝生の感触も味わせてあげられませんでした。

亡くなる前日も３回目の抗がん剤治療の副作用が出たのですが
前回や前々回同様、深刻な状態になるとは思いもしませんでした。
でも容態が急変してしまいました。

転移はしていませんでしたので
亡くなった直接の原因は正直わかりません。

この数ヶ月本当にいろいろな事がありました。
こんなにも早くお別れが来るとは予想もしませんでした。
今はまだ思い出すのも辛いくらい
悲しい場面しか思い出せませんが
いつか楽しかった思い出を
笑顔で思い出すようになれればいいなあと思います。