都倉俊一

先日、ちょいと山本リンダさんと関わることがありました
・・・ご本人とは接触しなかったのですが。

それでふと思い出したのが、作曲家・都倉俊一という存在。

注：僕は滅多に邦楽に言及しませんが、それは決して嫌いとか否定ではないんですむしろ、メロディアスな曲が好きな私にとって、全体的には、邦楽＞洋楽です。
単純に、「音楽を聴く時間＝英語力のキープ」となっている僕にとって、邦楽を聴く時間がないだけなんです

さて、一連のピンクレディーのヒット曲で有名な都倉俊一さん
山本リンダでは「どうにもとまらない」「狙いうち」などが有名です
リンダさんの歌唱や、阿久悠さんの詞の魅力はあるとして、単純にメロディの凄みというか、迫力が強烈

僕にとって（あまり賛成してくれないと思うのですが）、都倉さんって、一番トニー・マコーレイ的なんですよね。
重量感のあるブラス、飛びぬけてキャッチーな出だし

特に「狙いうち」や「ペッパー警部」辺りなんて、歌謡曲に燦然と輝きわたる、強烈なイントロをしてると思うんですよね
これ以上はないというか。

また「五番街のマリーへ」「冬の色」のように、どこを切り取っても胸にグッとくるバラードの書き方

ポップス・歌謡曲の魅力を凝縮した、厚みのある曲作り――、都倉さんに失礼なのか知りませんが、僕は、都倉俊一は“日本のトニー・マコーレイ”って、感じています。