ちちぶの小屋だより ---ちちぶ里森の会---

秩父に小屋を建てました。周りは未整備の森と小さな集落です。
除伐・間伐をやり、藪を切り開き、ホタルを呼びもどそう。

繁茂する草に負けず、小屋と周辺管理は前進します

2018-05-30 | 
ちちぶの小屋にいると
ウグイスのほかに、ホトトギス、アオバト、シジュウカラの声や、ゲラ類のドラミングが
聞こえてきます。スズメ、ハシブトガラス、ヒヨドリそしてガビチョウはもちろんです。

5/26は2名の参加でした。

【26日の作業】
①Sさんは、切り払った隣地に、持参したタデアイを植え込みました。
②自生しているアカネの保護
③小屋周辺及び隣地に繁茂している草の刈払い
④ドラム缶炭窯の煙突固定作業

この1カ月に丈高く繁茂した草の刈払いは大変でした。
隣地に蒔いたタデアイは芽を出さず、
Sさんが自宅で育てたタデアイを持参し植えつけました。
アカネ(草木染に根を使用)はどのくらいの量が必要だろうか?
アカネ畑をそだてましょうか。
昼食後に、侵入竹除去対象地にタケノコを採りに行きました。
マダケの子が顔を出し初めています。数本を刈り取りました。

【27日の作業】 5/27にTさんが参加。Kは小屋泊。
①小屋周辺の繁茂した草の刈払い---完了!(疲れたー)
②下段地の平地化---一輪車(ネコ)による、石と土砂の運搬
③隣地に蔓延っているツル根の除去

【28日の作業】27日の2名は小屋泊
①隣地に蔓延っているツル根の除去を継続
②小屋の一部を塗装---建設2年目の小屋塗装が求められます。
③ドラム缶風呂つくりに挑戦(道具不足で進展せず、次回に持ち越し)

  ・草を刈り、小屋の窓下部分を塗装しました
小屋周辺に生えているフキを採取し、
隣地に生えているセリを採りました。
バケモノでも出てきそうな不気味な藪地が刈払われ、明るくなったことで、
5月のこの時期は、セリ、アカネ、フキ、ミゾソバ、イシミカワ、ノビル、シャガなどが目立っています。

28日早朝に、侵入竹整備対象地にてタケノコを採取しました。

28日 、14:00作業を終了し15:00帰路へ。
芦ヶ久保~埼玉県民の森へ。丸山の展望を楽しみ、
奥武蔵林道を走り、大野峠、刈場坂峠、檥峠、関八州見晴台の下を走り、高山不動から吾野に抜け、
飯能、所沢を抜けて帰京しました。
丸山では、ところどころにエゴノキ、ハクウンボク、マルバウツギの花が樹冠を飾り、
刈場坂峠では、オオバアサガラ、マユミ、サルナシなどを観察しました。

   ・オオバアサガラ

   ・サルナシ

   ・マユミ
                
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鬱蒼とした藪地除伐後には新たな変化が見られます

2018-05-05 | 
4/28(土)の活動報告をします。
■参加者5名
■活動内容
 ①山林所有者のT氏とA氏を訪問しました。
  「ちちぶ里森の会」の活動趣旨をお伝えし、会が林地に入り、下刈り、除伐間伐等の森林整備を行うことを改めてご承諾いただきました。
  そして、「ホ タルを呼びもどす」活動への積極的なご賛同をいただきました。
  また、「雑木林の灌木を刈払ったら面白い」などのご意見もいただきました。
  A氏は「桜の咲く明るい森ができたらうれしい」などの願望が語られました。
  私たちは、「会」は発足したばかり、未熟な会だが、楽しくやっていきたい旨お伝えし、
  意見、要望を語り合う場となりました。また、久那の里の諸行事にもできるだけ参加しながら交流を深めていくことも共通意見となりました。
 ②除伐した隣地と小屋周辺の植生調査を行いました。

・ニガイチゴ
 ③拓けた隣地に芽生え始めたアカネの保護と移植を行いました。

    ・アカネ
 ④ドラム缶炭焼き窯づくり 作業が進みました(焚口と排煙口切開き・煙突の購入)

 ⑤下段地の平地化作業

4/29(日)の活動
■参加3名
■活動内容
 ①下段地の平地化
  下段地は凸凹し傾斜しているため、テーブルの片側不安定な状態なので、石と土砂で平地化します。
  一輪車(ネコ)で石を運び作業が前進しました。


※近日には、みんなで除伐し整備した隣地の所有者への報告訪問が求められます。
※小屋地及び周辺には、フキ、ウド、ワラビ、クワの若 葉が採れます。
 ウドはもちろん、クワ若葉の天婦羅は最高に旨いのです。
 周辺地には季節の山菜、ワラビ、フキが採れるのです。採取し少しずつ分け合いました。
※小屋地のすぐ下隣のK氏林地にサラサドウダンが咲いていました。自然木(?)園芸種(?)

     ・サラサドウダン
 ミゾソバ、イシミカワが生えてきています。マムシ(?)の幼体を発見。

     ・マムシの子供のようです


・小屋下のスギ林にシカの糞が

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