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参入戦について

2012-12-18 23:39:43 | プレミアリーグ

「ゲキサカ」より 

[プレミアリーグ参入戦]
鹿島入団のMF豊川がハット!!
6発快勝大津が昇格決める

 高校年代の全国リーグ、高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグ入りを懸けた参入戦が15日に行われ、プリンスリーグ九州1部優勝の大津高(熊本)と同四国優勝の香川西高(香川)との一戦は6-1で大津が勝利した。


 九州1部を制した大津高が来季プレミア参入を決めた

 鹿島入団内定のMF豊川雄太


 

 ハットトリックの大活躍

  観戦に訪れたOB

 

 OBらが参入戦の応援に訪れた

   

 同じく鹿島に入団が内定しているDF植田直通

 後半39分にトドメの一発をぶち込んだ

 6発快勝で選手権に向けても勢いがついた

 

 MF土肥大輝も2得点


 1失点は悔1失点は悔しいGK小川司

 
 
 DF山下純平も積極的に仕掛ける

 快勝の大津。選手権の初戦は31日、旭川実と対戦する

 
 攻め込む場面が目立った
 
 チームは28本のシュートを放った

 

 

 

 

[プレミアリーグ参入戦]
鹿島入り内定の豊川ハット!
九州王者・大津が圧巻6発で
プレミアリーグ昇格!!

高円宮杯U-18サッカーリーグ2012
プレミアリーグ参入戦

大津高6-1香川西高
( 埼玉第3G)

 高校年代の全国リーグ、高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグ入りを懸けた参入戦が15日に行われ、プリンスリーグ九州1部優勝の大津高(熊本)と同四国優勝の香川西高(香川)との一戦は、大津が鹿島アントラーズ入り内定のMF豊川雄太(3年)のハットトリックの活躍など6-1で快勝。来季のプレミアリーグ昇格を決めた。

 2年越しの挑戦を会心の勝利で終えた。同じくプリンスリーグ九州1部を制して臨んだ昨年は関西王者のヴィッセル神戸U-18に1-4で完敗。平岡和徳監督も“日本一強いチームだった”と表現するほどの相手に歯が立たずに敗れてしまった。それから1年後に迎えた再挑戦。鹿島アントラーズ入り内定のU-19日本代表CB植田直通主将(3年)が「プリンスリーグを2連覇して、プレミアにもいこうと言っていた」という一戦を6ゴールで勝利した。

 まずは前半9分、右クロスからFW濱本大河(3年)がクロスバー直撃のヘディングシュート。このこぼれ球を豊川が頭で押し込み、リードを奪う。さらに23分には右サイドへ展開するとMF土肥大輝が中央へクロス。これを再び豊川が頭で合わせて2-0とした。立ち上がりこそ最終ラインの中央に位置する植田とDF毛利栄佑(3年)の両CBにシャットアウトされていた香川西も、相手のパスワークに徐々に対応すると、右MF箱崎裕也(3年)がテクニックで対抗し、FW阪本翔一朗(2年)の中央突破など大津守備陣にプレッシャーをかける。クロスの精度こそ欠いていたが、アタッカーたちのドリブル突破やボールをリズムよくサイドまで展開するなど、攻撃力の高さを見せていた。そして26分には交代出場のFW近藤義剛(3年)のポストプレーからMF片倉冬威主将(3年)の左足シュートがゴールを捉える。

 だが大津はこれをGK小川司(3年)のビッグセーブで阻むと30分に追加点。MF児玉卓也(3年)のミドルシュートのこぼれ球に反応した土肥が一度はGKにシュートを止められながらも、あきらめずにゴールへ押し込んでリードを3点とした。このゴールで落ち着いた大津は自陣からゆっくりとボールを動かして、試合をコントロール。それでも好守で相手をPAへ近づけず、攻勢に結びつけていた香川西は前半42分に相手GKのキックをインターセプトした近藤が右足シュートを決めて1点を返し、後半に望みをつないだ。

 だが、大津は後半開始からMF野口航とMF山本宗太朗(ともに2年)を投入。「流れがいいときは全然シュートが入ってなくて、相手が攻めている時間が増えていてヤバイなと思っていた」という山本と野口の技巧派2年生コンビがチームのギアをさらに上げる。サイドへ押しやられても、ダイレクト、2タッチでボールを動かし、巧みなドリブルも交えて局面を打開。また左SB村上順哉(3年)や植田が2列目から飛び出す選手にピンポイントのフィードを蹴りこんで攻撃に変化を加える。完全に守勢立った香川西に対し、大津は10分、飛び込んできたDF2人を巧みなステップでかわした豊川が左足シュートをねじ込んで4-1。その後もMF野田卓宏(3年)の右足ミドルが左ポストを叩くなど、一方的に攻めた大津は30分、カウンターから中央でボールを受けた山本がノールックで右サイドへスルーパスを通すと、土肥が豪快な一撃を叩きこんで5-1とした。

 後半36分からは選手交代に伴い、植田をCFへポジションチェンジ。12月30日に開幕する全国高校選手権も想定した「パワープレー」から植田が左足シュートを決めて6点目。破壊力を見せつけて全国リーグへの進出を決めた。平岡監督は「前半は3年生を頑張らせて、後半向こうのガードが下がったところで(さらに攻撃に力を加えようとした)。特にサイド。右の土肥はだいぶ良くなってきたので、野口航の方をキーマンと考えていた。良くやってくれました。後半は使った選手たちが冬への可能性を表現してくれた」と満足げな表情を見せていた。

 会場には全日本大学選抜のMF谷口彰悟やMF車屋紳太郎(ともに筑波大)、DF古賀鯨太朗、澤田崇(ともに中央大)ら関東地域の大学へ進学したOBが太鼓を叩きながら大声援。その中で3年生たちが後輩に全国リーグ参戦の権利をプレゼントした。豊川は「後輩たちには九州プリンスよりももっと高いところへいくことができる。ボクたち3年はいい置き土産をすることができたかなと思います」。対して来年、全国リーグを戦う山本は「せっかく上がったので落ちないように。トップを狙っていきたいです」と抱負を口にした。全国リーグの前に、次の目標は全国高校選手権での全国制覇。高校日本一の称号とともにプレミアリーグに初参戦する。

[写真]後半10分、大津・豊川がハットトリックを達成

 

[MOM692]
大津MF豊川雄太(3年)
エース、復活の3発!

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
高円宮杯U-18サッカーリーグ2012
プレミアリーグ参入戦

大津高6-1香川西高
(埼玉第3G)

 「どんなにいいプレーしても点取っていなければ、何もしていないと思っている」と言い切る大津高(熊本)のエース、MF豊川雄太(3年、鹿島アントラーズ加入内定)が3得点でチームにプレミアリーグ昇格のチケットをもたらした。まずは前半9分、クロスバーを叩いたFW濱本大河のヘディングシュートの跳ね返りを頭でゴールへ押し込んで先制ゴール。さらに22分にはMF土肥大輝の右クロスを再び頭で合わせて2-0とする。

 そして極めつけは3-1の後半10分、右サイドからドリブルで仕掛けると、ボールを奪いに来るDF2人を鮮やかなボールコントールでかわしてから左足一閃。シュートをゴール右隅へねじ込んでハットトリックを達成すると、ベンチの平岡和徳監督も両手を大きく「パチーン」と鳴らしてファインゴールを讃えていた。

 豊川は9月の天皇杯1回戦で鎖骨を骨折。強行出場した全国高校選手権熊本県大会は準決勝と決勝(11月23日)に出場したものの、自慢のボールコントロールが乱れるなど、無得点に終わった。優勝を喜ぶチームメートたちを尻目に「優勝しましたけれど、個人的には納得していないです」と首を振っていた。それからは「ドリブルでも調子悪い時は足につかずに、それに対しても苛立ったりしていたんですけど、めげずに基本的なボールタッチから毎日毎日やりました」と復活を目指す日々。この日も周囲とリズムが合わず、ボールに上手く絡めていなかった。まだコンディションも万全ではない。それでも「(高校選手権予選の)あの悔しさがあったからもっとやらなければいけないという思いになりました」というアタッカーは全く満足をしていなかったものの、3ゴールという結果を残した。

 指揮官は「前に進めたんじゃないかと思います」とエースの復活劇に目を細めていた。豊川の次のターゲットは全国高校選手権。「まだこれから上げていく必要がある」というMFは「初戦でまず勝って、勢いに乗って平岡先生を日本一の監督にしたいと思います」と誓っていた。「観客があいつすげーなと思うようなプレーをしていきたい」と意気込むエースが堅守・香川西から3点を奪った以上のインパクトを全国で残す。



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