グスターボ・サンタオラヤ

2008-01-27 22:37:26 | いいくぼGOGOシネマ
 今日「21g」を見た。

基本的にずっしりと重くなる映画が好きなんだけど、
色々ネットで検索する度に
多くの人がこの作品がオススメしていたので見てみた。

始まって音楽を聞いた瞬間に「あ、バベルに似てる」と思って見てた。
映像の動きや構成や所々のキーポイントが「あ、バベルに似てる」と感じてみてた。
そしたら何と監督も脚本も音楽も「バベル」と同じ人であった。
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本: ギジェルモ・アリアガ
音楽:グスターボ・サンタオラヤ

私このチームとても好きです。
「バベル」の音楽は坂本龍一さんが全て手がけてるとばかり思ってたのだけど
挿入歌だったのか!!と発見もあり。

「21g」。
アメリカの医師が「魂の重量」を計測しようとした実験で
人間が死ぬと21g軽くなるっていう説があるらしい。
それが元になってできた作品だそうです。

チョコレートバーと同じ重さ。
命の重量はこんなに軽いのに
誰かを失った時、心の重さは一体どの位なのか考えさせられる作品です。

主演はショーン・ペンなのだけど、
彼の演技って見ているだけで何かとてつもなく大切な事を
想い起こさせる強さがあるような気がします。
「I am Sam」も「ミスティック・リバー」も「21g」も。
これまたナオミ・ワッツも素晴らしいんです。
まだ見ていない方は是非!!
私的に「ミスティック・リバー」はかなりオススメです。
見た後落ち込むけど。

そうそう、それで「21g」の音楽:グスターボ・サンタオラヤ
が作る音楽が物凄く好きで
エンディングのギターの重なり合うメロディーが内容と重なって
何か内容以外でも色んな事を思い出して
心に滲んで涙が出そうになるんです。
バベルの音楽もその感じが所々にあった気がする。

調べたら「ブロークバック・マウンテン」と「バベル」でアカデミー作曲賞をとってた。
やっぱり良い音楽は心で何か感じる物があるのかもしれないなぁ。

今日は久しぶりに素敵な作品に出会えて本当によかった。
就寝前にもう1度エンディングテーマだけ聞こっと。

明日から映画と漫画はお休みしてツアー準備に取り掛かります!!
ライブ前に良い作品(映画でも音楽でもライブでも)見てからピアノに向かうと、
心の持ち方がかなり違う事が最近わかってきた。
よーし!私も巨匠目指して頑張るぞ!!

◆・◆2008年2月17日(日)『月間トリプルワンマンライブ』vol.2◆・◆
 
今回は第1回目と違った形でお送りしようと思います!!
勿論新曲あり!!ゲストは「愉快なバイオリン弾き なっちゃん」
初の女性サポーターでありますよ!!楽しみにしていて下さい♪

◆場所:高田馬場天窓comfort
◆時間:OPEN 18:20 START 19:00  
◆料金:前売¥3000 当日¥3500 +ドリンク