週末に寒波がやってきます。
ここの地域の予報では、マイナス1℃だったり、0℃になったり。
コロコロ変わりますが、霜が降りてもおかしくありません。
(風があれば大丈夫かも?)
来週も、朝は同じような寒い予報に変わりました。
そこで、ショウガを全部、収穫しました。
霜が降りる前が収穫の適期です。
初めての栽培と収穫なので、
とりあえず、一つ目は手掘りで掘り進め、土の中を確認。

写真は黄金生姜という品種で、繊維が少ないので、
とても使いやすい品種です。
葉っぱはショボイですが、結構大きく育ってました。

せっかく、完璧な芽出しに成功してても、
植え付け後は水不足で、発芽しないのが多く、
小さいままで生育不良も多かったです。
それを考えれば、この大きさのものがあって幸いです。
十分、来年の種生姜に使えます。

矢印部分は種生姜です。

これだけ大きな生姜が、種生姜の上に出来ますので、
深めに植えるか、土寄せをしっかりする必要があるのが分かりますね。
左のカゴの分はB畑に、右のカゴは予備でD畑に保存します。

写真はありませんが、残りは出荷するにはショボイ感じでしたので、
今年は自家用にします。
出荷は、来年に期待しましょう。
生姜の土中保存は定番の保存方法ではありますが、
かなり難しいようで、念のために多めです。
生姜農家でも、土中保存でダメになる分が出るらしく、
倉庫内で温度と湿度を管理しての保管が増えてきてるみたいです。
一緒に保存する里芋も、保存分のみ収穫しました。
(里芋は、霜が1回降りてから収穫が適期です。)
石川早生です。

地上部は完全に枯れてますが、土の中は大きく育ってます。

これ以外に、セレベス(赤芽)も収穫。
赤芽大吉は来年は栽培しませんので、今日は保存用には収穫してません。
保存は、ここB畑の中で行いますが、
まず、穴を掘ります。

かなり深いところまで石も無く、根菜向きなのが良く分かります。
矢印部分に違う地層(黄色の土)が出てきたので、ここまでです。
サツマイモと生姜は30cm以上の深さに保存という事なので、
45cmの深さは合格ですね。

サツマイモは、ここで収穫したパープルスイートロード(真ん中)、
新たに購入した安納こがね(上)と、マロンゴールド(下)の3種類。
穴の中にもみ殻を敷き詰め、生姜と共に並べました。

これらが隠れるぐらいにもみ殻をかけます。
そして、その上に、逆さにして里芋を置きます。

里芋はバラバラにすると、そこから痛むので、
塊のままがいいそうです。
逆さにするのはまだ調べてませんが、
発芽しないようにかな?
里芋はもみ殻をかけずに、土を入れます。
そして、本来は、防寒対策だと思いますが、
土の中(周りと上)に藁も入れるのですが、
今年はありませんので土のみです。
来年は、麦類の藁を確保しておきましょう。
ここはネズミの被害はありませんが、念のためにくんたんを撒いておきました。

地面より少しだけ盛り上げて、シート代わりに、
肥料袋をかけて雨対策。
後は、風でめくれないようにすれば完成です。

この肥料袋、簡単にゴミ出し出来ません。
古いものは、ポロポロと崩れるようなものまで、
何百枚も残ってます。
父親が、きちんと処分せずに倉庫に放り込んでました。
必要な分だけ残して、あとは処分先を探して、
お金を払って処分してればいいものを・・・数の多さに呆れました。
この後、同じ様にD畑の隅にも保存しました。
B畑は比較的土が湿ってそうな場所。
D畑は乾いてそうな場所。
これなら、どちらかが保存に成功するかも?・・・です。
午後からは、
今年限りの栽培に決定した、小生姜の三州生姜も収穫しました。

ショボいのもありましたが、
三州生姜は比較的立派なものが多かったです。
一番大きかった株です。

かなり立派ですが、小生姜はやはり小さくて調理が面倒な感じ。
購入するなら、やはり大きな方を選ぶでしょう。
なので、今年限りで終了です。
黄金生姜のみで経験を重ねて、
自信がついたら、大生姜を挑戦するかも知れません。
いや、・・しないかな?
急に今夜が雨の予報になったので、
ギリギリで保存出来てホッとしました。
明日の午後から、ジャガイモの霜対策で、
不織布を掛ける予定です。
数が少ないので、全部はできませんし、
トンネルを作らないと厳しそう。
とりあえず、できる限りの事をやってみます。