興味津々で読んでみたんだが、わたしが勝手にチバレイに抱いていた、クレバーなタレントというイメージが瓦解しただけで、ほかはなーんのインパクトもなかった。チバレイは、論理的な意見の表現を欠いた感情表出しかできない、たんなるアホだった。同時に、本書に共鳴するカスタマーレビューの多さに、ろくでもない現政権への支持率がなぜああも高いのか、謎が解けた思いがする。
ただ、本書でしばしば揶揄されている日本共産党のあざとい党利党略はたしかにそのとおりで、かつては原水禁運動を、そして今回は反原発運動、反安保法制運動等を党利党略のために利用してきた日本共産党は、自民党、公明党、民進党等の次くらいに許しがたい存在である。
しかし、だからといって、日本共産党の功績をすべて否定するつもりはない。幾多の社会問題を摘出し政治議題化してきたのは、日本共産党をおいてほかにはない。同様のことは、日教組についてもいえる。わたしの職場の組合も、左翼系の日本私大教連の傘下にあるが、だからといって、組合運動に、反原発や反安保法制といったイシューはもちこまない。天皇陛下、教育勅語万歳の、チバレイみたいなアホも加入大歓迎である。
チバレイとは逆に、右翼から左翼へ「転向」したタレントに雨宮処凛がいるが、両者の知性の差は歴然としている。残念ながら、若者はチバレイやはすみとしこのような気持ち悪いウヨクにより感化されていくのだろう。わたしたちは、自らの自由権、社会権さえ簒奪されかねない、チバレイの反パヨクプロパガンダに象徴される反知性主義に、砂をかむような思いで対抗していくほかないのだろう。
パヨクやめた、全部ぶちまけます!
反原発を利用し、善良な人々を反日、反政府へと煽動していくパヨク(=劣化した左翼)!
その手口や実態がチバレイによって今明らかに!はすみとしことの黄金タッグ対談も収録!
目次
はじめに
第1章 さよならパヨク
第I部 福島への思いから街頭へ
第II部 さよならパヨク
第2章 パヨク≒しばき隊
第3章 ぱよぱよちーん
第4章 日本人として、母親として
特別対談 千葉麗子&はすみとしこ
付録I 皇国再生のためのお願い
付録II 英語訳教育勅語について
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