「希望学」プロジェクトのおおもとにある問題意識と、同プロジェクトの成果の一部を知ることができる。
筆者が大真面目に「希望」を手話表現する写真にはクソワロタが、印象深い個人史を織り交ぜながら、やや支離滅裂に語られる「希望」には、同時代的な共感を抱けた。「釜石調査」のくだりは、ただただ悲しい。
若い人が読めば、元気をもらえそうな、そんな本だ。
目次
第1章 希望とは何か
正直に話す
少しだけ笑う ほか
第2章 希望はなぜ失われたのか
データからみる
大切な注意 ほか
第3章 希望という物語
第三の論点
子どもの頃 ほか
第4章 希望を取り戻せ
希望は妖怪のよう?
勉強する意味 ほか
おわりに―希望をつくる八つのヒント
希望は与えられるものではない、自分たちの手で見つけるものだ! でも、どうやって? 希望が持ちにくい時代に、どこから踏み出せばよいのだろう? 著者が出会った、たくさんの声に耳を澄ませて、希望をつくるヒントをさがし出す。「希望学」の成果を活かし、未来へと生きるすべての人たちに放つ、しなやかな
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