本と音楽とねこと

【旧作】結婚と家族【再読】

福島瑞穂著,1992,結婚と家族,岩波書店.(7.18.2022)

 この30年のあいだに、本書で提案されている選択的夫婦別姓制度さえ実現しなかった。
 わが国における経済の低迷と、旧態依然としたイエ制度からの脱却さえ民意によりなしえなかった絶望的な現実は、無関係ではないように思う。
 家族法の入門書としていま読んでも良く書けているように思うので、版元には、電子書籍で読めるようにしてほしい。

夫婦、親子など家族のあり方が、いま大きく変わろうとしている。戸籍とは、そもそも何なのだろうか。結婚、扶養、相続、お墓などに関する家族法はどうなっているのか。豊富な実例を通して、それらをやさしく解説し、夫婦別姓など新しい家族のあり方も紹介する。気鋭の女性弁護士がしなやかな感性で問いかけるメッセージの書。

目次
序 ある結婚式
1 戸籍を考える
2 家族法を見てみよう
3 姓を変えること
4 新しい関係に向けて

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