福岡の宅老所、「よりあい」の実践記録から、高齢者にとっての望ましい「終の棲家」のあり方を模索した一冊。
「宅老所」の実践は、いわゆる「富山型デイケアハウス」とならんで、「小規模多機能型地域共生ケアホーム」のモデル事業として高く評価され、全国で同様の地域福祉の拠点づくりが進んでいる。
1980年代以降、民間在宅福祉活動から「地域共生ケア」活動へと、日本のローカルな草の根市民活動が普遍的な価値をもった地域福祉事業へと発展していく過程は実に興味深く、またもう一つの高福祉社会実現の可能性をたしかに指し示している。
目次
1 宅老所「よりあい」の実践
宅老所「よりあい」での暮らし
まちの中の民家で始まった宅老所「よりあい」の歩み
「よりあい」に来ると介護を受けているお年寄りのイメージが変わる ほか
2 「よりあい」に学ぶことと
宅老所への期待
宅老所の出現の社会的背景
宅老所とは何か
宅老所「よりあい」ケアの特徴 ほか
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