"War Driving"とは、クルマで移動しながら、ノートPC等で事業所や家庭のネットワーク侵入ポイントを探し出すこと。これだと、クルマのナンバー等を目撃・記録されていない限り、無防備のポイントから不正アクセスしてもまずばれない。視点を変えれば、不正アクセスが実際に第三者の被害を帰結したとすれば、踏み台にされたアクセスポイントの所有者がその責を負わされかねないということだ。もちろん、アクセス制限をかけていないポイントに侵入してルータの設定を「のぞき見」することもできるし、設定によってはPC(のハードディスク)にアクセスして、個人情報を盗み出すことも可能だ。
わたしは、自分のアクセスポイントに暗号化等の制限をかけず、誰でも自由に使ってもらえればいいじゃないか、みんなそうして、住宅や事業所のあるところなら、いつでもどこでもネット接続できるようになったらすごい便利じゃないか、とも思ったのだが、実際に第三者が被害をこうむる不正アクセスの踏み台にされるリスクを考えると、そんな絵空事は考えられなくなった。面妖な時代になったものである。
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