情報社会論というより、脱工業社会論もしくはポストモダン論の古典的著作、その重要な部分を抜粋してとりまとめた論集。
かなり昔にすでに読んだものが多かったが、忘れていた論点を思い出すことができて、有益だった。
公文俊平らしいユニークな構成が目を引くが、いま読んでも色あせていない論考が数多い。「情報社会論の知識社会学」の素材としての価値も高い。文庫本で再版されることを願いたい。
目次
第1章 序論―情報と情報社会の概念
第2章 文明論と情報化
第3章 産業社会の「負の遺産」
第4章 情報社会の組織化原理
第5章 情報化が開く新しい可能性
第6章 情報社会の到来
第7章 智民の台頭
情報社会学の構築に向けて―その概念・原理・展望。アンソロジー第一弾。
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