見出し画像

本と音楽とねこと

【旧作】リーディングズ 情報社会【斜め読み】

公文俊平編,2003,『リーディングズ 情報社会』NTT出版.(8.24.2018)

 情報社会論というより、脱工業社会論もしくはポストモダン論の古典的著作、その重要な部分を抜粋してとりまとめた論集。
 かなり昔にすでに読んだものが多かったが、忘れていた論点を思い出すことができて、有益だった。
 公文俊平らしいユニークな構成が目を引くが、いま読んでも色あせていない論考が数多い。「情報社会論の知識社会学」の素材としての価値も高い。文庫本で再版されることを願いたい。

目次
第1章 序論―情報と情報社会の概念
第2章 文明論と情報化
第3章 産業社会の「負の遺産」
第4章 情報社会の組織化原理
第5章 情報化が開く新しい可能性
第6章 情報社会の到来
第7章 智民の台頭

情報社会学の構築に向けて―その概念・原理・展望。アンソロジー第一弾。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「本」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事