乙武のような人畜無害な「身障」ではなく、この青山のような芸人が、「身障」のセクシュアリティをお笑いのネタにしてTVでしゃべくりまくったら、「障害者」をめぐる言説のタブーが崩れて、当事者も家族も援助者も、ずいぶんと生きやすく、あるいはサポートしやすくなるんじゃないだろうか。人間の弱さや悲しさがその人のセクシュアリティのあり方に如実に現れてくるのは、健常者も障害者も同じ。今後も、障害者自身が自らのセクシュアリティを語る機会が増え、障害者に課せられてきたタブーが解消していくことを望みたい。
目次
第1章 ホーキング・セックスライフ(お笑い誕生 セックスライフの原点は両親にあり! ナンパはいつも「身障とヤれる機会なんか、なかなかないよ」 ほか)
第2章 ホーキング・ハードコア(公衆の面前でオナニーができる奴
天国と地獄の「究極オナニー」 オレのSMクラブ体験記 ほか)
第3章 ホーキング・ナウ(オレは不自由なことはない身障だ
史上初・身障芸人のライブのツボ オレは乙武に勝ち目はない!?)
AV女性監督特別怪談 「身障者の性」と「AV界の女性監督」は似た者同士!?(小早川かおり×ホーキング青山)
史上初、車イスで暴走する、身障者芸人・ホーキング青山。ついに、自分自身の下半身をお笑いネタにしてしまった。コンプレックス、性欲、差別といった、人間の心の奥のほうにあるやっかいなモノを探り出しては、爆笑の弾丸をぶち込む!養護学校での思春期、車イスでの初体験、健常者とのセックス…。でも、けっきょく、こればかりは皆おなじ!?究極の人生論。
(「BOOK」データベースより)
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