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本と音楽とねこと

反グローバリゼーションとポピュリズム

神保哲生・宮台真司・渡辺靖・佐藤伸行・西山隆行・木村草太・春名幹男・石川敬史,2017,『反グローバリゼーションとポピュリズム──「トランプ化」する世界(マル激トーク・オン・ディマンドvol.11)』光文社('17.8.12)

 いわゆる「トランプ現象」をめぐって、スリリングな議論が展開されている。
 「トランプ大統領」の誕生には、反グローバリゼーション(自国優先主義)、ポピュリズム、中流階層の没落と反エスタブリッシュメント、SNSでのやりとりにみられる自動機械的脊髄反射反応の横行(人としての再帰的意識の喪失)等、わたしたちが生きる世界を照射する題材に溢れている。
 「トランプ現象」は必然の結果であったことを、わたしたちは思い知るべきなのだろう。

目次
はじめに トランプ現象から浮かび上がる、地球規模でのうねりを受け止める
トランプが負けてもトランプ現象は終わらない
希代の戦略家か、ナルシストの山師か ドナルド・トランプという男
ニュース・コメンタリー01 メディアのメディアによるメディアのための大統領選挙
トランプ政権への期待とリスク
ニュース・コメンタリー02 トランプ勝利を予想する人々が後を絶たない理由
米大統領選挙再集計問題を掘り下げる
トランプ政権を甘く見てはいけない
トランプ政権を操るオルタナ右翼の正体
ニュース・コメンタリー03 パンドラの箱が開いたアメリカの現在を見て
おわりに 本文で語れなかったこと 意識を排除した自動機械化で社会は自壊する

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