見出し画像

本と音楽とねこと

家族

村井理子,2022,家族,亜紀書房.(3.8.2023)

 ヒリヒリするような、ザラザラするような、不快なストーリー展開が秀逸な実話小説。
 家族賛歌なんか大っ嫌いなわたしには、偽悪的にさえ思える、筆者の両親と兄の人物描写が印象に残った。

幸せになれたはずの私たちは、どうして「壊れた」のか?何度も手痛く裏切られたけれど、それでも愛していた―『兄の終い』『全員悪人』の著者が綴る、胸を打つ実話。

目次
プロローグ 古ぼけたアパート
第1章 栄町二丁目 木造の借家
第2章 本町二丁目 社宅
第3章 栄町一丁目 母の実家
第4章 父 市立病院
第5章 京都 上桂
第6章 アラレという女
第7章 母 市立病院
第8章 誰もいなくなった実家
第9章 宮城県多賀城市
第10章 琵琶湖を望む高台
エピローグ

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「本」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事