ベージュベースにピンクやイエローのお花達。
今朝は早起きして、六本木森アーツギャラリーで開催のヴァン クリーフ＆アーペル『ザスピリットオブビューティー展』に行って参りました。作品数２５０点を４つテーマで紹介しています。息を呑むような作品の数々。マレーネ・ディートリッヒが１９３７年頃特別注文したというプラチナ、ダイヤモンド、ルビーのジャルティエルブレスレットやグレース・ケリーモナコ王妃が着用したティアラ。私は特に映画が好きなので、ディートリッヒが映画の中でそのブレスレットを手首にはめるシーンを観て、ぞくぞくしました。ディートリッヒのような女優が今いませんね。画面に登場するだけで、そのオーラは例えようのないものです。展示会場の空間の使い方や展示の仕方が非常に斬新で、尚且つ見やすく、素晴らしい展示会でした。10数年前に、青山の草月ホールで開催された『フェラガモ展』を思い出しました。前衛的な展示が今でもはっきりと思い出されます。見て感じることは何年経っても色焦ることなく素晴らしい財産となって残ります。
