Fテニスが企画する国内外遠征や強化練習のご案内

世界への手掛かりに!集中強化練習に!熱い思いの選手皆さんのご参加お待ちしております!

ヤスオコーチ遠征記其の2

2016-06-29 | テニス

こんにちは!現在、アメリカ遠征第3週目、テキサスのエルパソという街にきています。

どんなところかと言うと見渡す限り茶色い景色で、アメリカながら目と鼻の先はメキシコです!

 

先週について振り返ります!

 

澤柳璃子選手、遠征第2週目のルイジアナ州バトンルージュ$25,000では

 

シングルスベスト4

ダブルスベスト8

 

という結果になりました!

 

ランキングの都合で(しょうがなく!?)第1シードとして臨んだ大会でしたが、

初戦から挑戦者の気持ちで1日ずつ戦っていけたことは良かったと思っています。

1試合戦う毎にその中から少しずつ違った課題が浮かび上がり、

試合後には大会本部の練習ボールをごっそり借りて練習しては修正、

トレーニングは遠征後半へ向けての視野も持ちながら継続できました。

 

シングルス準決勝で対戦したスロヴィエバ選手は前週のサムター$25,000では予選からの出場で準優勝、

澤柳選手に勝った翌日の決勝でもファイナルセット6-0の末に優勝しており、

とにかくフィジカルとメンタルの両面においてタフで、今回の遠征で一番見習いたい選手です!

元々ランキングも高かった実力のある選手ですが、アメリカはやはりそんな選手がちらほら・・・

他の大会上位進出者を見ると、17歳!体格大きい!少し粗いけどいいテニスしてる!

あ、15歳でITFジュニア、卒業してるんだね!!・・・なんて女子選手もちらほら・・・

21歳の澤柳璃子選手、本人も感じてますが決して若くはないという現実です。

関東何チャラポイント等々、言っている時間帯はそれほど無くて良いのかも??

この辺からは完全に実力の世界です! 

ダブルスは第1週目に敗戦を喫したアメリカ若手のドールハイド選手(17歳)とダブルスを組むことに!

昨日の敵は今日の友!逆パターンも含めて、大会連戦あるあるですね!

ダブルスは一番暑い(35℃以上はある!)時間帯にやることもあって初戦はなんとか乗り切ったものの

準々決勝ではシングルスでの疲労の見えるパートナーを支えきれず、改めてダブルスの難しさを痛感しました。

写真はシングルス準々決勝、フェド杯カナダ代表のアバンダ選手との対戦時アップ中のものです。
 

ヴィーナス・ウィリアムズを彷彿とさせる体格とフォームから繰り出すウィナーは鋭いものがありましたが

澤柳選手自分から簡単なミスを犯さず要所を抑えて勝つことができた試合でした。

 

2日間にあった練習期間を経て、第3週目も始まります!


ヤスオコーチ、アメリカ遠征中!

2016-06-23 | テニス

澤柳璃子選手とアメリカ遠征中のヤスオコーチから報告が届きましたので掲載します。
海外での貴重な経験、アメリカの会場の様子等、報告よりお楽しみください。

アメリカ遠征、経過報告です。
1週目はサウスカロライナ州、サムターというところでの$25,000大会でした。
澤柳璃子選手、遠征1週目の結果はシングルス2回戦、ダブルスベスト4進出でした。
遠征前の練習や有明$25,000大会の試合の内容から課題を持って臨んだ遠征ですが・・・
日本国内では対戦するチャンスが少ない長身且つパワフルな選手達を相手にしてすぐにまた新たな課題を沢山もらってます!
海外遠征にはこういう世界を感じつつ進化するチャンスが隠れていると再確認しました。 

こちらに来てから、時差や晴れれば35℃以上になる気温への適応も考えながら午前の練習へ行く前のトレーニング、練習又は試合、その後のトレーニングを積んでます。
毎日が充実しているおかげなのか、1日1日がものすごいスピードで終わっていきます!
会場のサムターという街はなかなかの田舎街で緑が多く、朝のランニングには最適な場所でした。
この季節は雷が多いようで、雲行きが怪しくなり始めると建物に付いてる雷警報が鳴り、試合も練習も中断で室内で待機を強いられます(特に午後)。
半径10km圏内を感知しているらしく、テニスクラブの上空は雨も雷も無しなんてこもしばしばで、我々側からすれば「平気じゃないの?」と、ストレスを感じる状況ですが、こういうときのアメリカの安全管理は厳しいです(汗)。補償と裁判の国と言う事が良くわかります。

サムターでのダブルス敗退後、次の日もサムターに残り半日トレーニングと半日休みを経て2週目の会場に移動しました。
海外遠征では、勝利を目指しつつも将来を見据えて鍛え上げながらの行動スケジューリング!これがキーポイントです!

2週目はルイジアナ州のバトンルージュ、ルイジアナ州立大学のテニスコートが$25,000大会の会場になっています。
まだ完成後1年ほどしか経っていない施設らしく、大変綺麗な施設です。
アウトドアコートが12面、インドアが6面、コート番号も端から5, 3, 1, 2, 4, 6と大学のシングルス6本ダブルス3本勝負の形式を意識して配置されてます。
椅子や審判台、いろんなものが大学仕様のカラーにしてあったり名前が入ってるアメリカの1部リーグらしい素晴らしい施設です。






今週も1日ずつ鍛錬を積み重ねていきます!