こんにちは!
カリフォルニア州から飛行機を乗り継ぎ8時間ほどかけて、
ケンタッキー州のレキシントンというところへやってきました!
3週間ぶりの飛行機移動と、3時間という微妙な時差との闘い!
遠征終盤にきてボディーブローのように効いてくるところですが、
海外を転戦する選手はこういう部分も含めてタフでなければ!と感じます。
澤柳璃子選手、アメリカ遠征5大会目カリフォルニア州サクラメント$50,000では
シングルス2回戦
という結果になりました。
ゴールドリバーテニスクラブという20数面はある大きなテニスクラブでの今大会、
シングルス1回戦の相手はアレキサンダー・スティーブンソン。
今のジュニアは知らなくても、御存知のお父様お母様方は多いかと思うこの名前!
若い頃はウィンブルドン準決勝にも進んでるアメリカを代表する選手の一人でした。
そんな彼女も30代中盤ながら予選3試合を勝ち抜いての璃子選手との対戦。
高い打点から打ち降ろされるサーブの威力は未だ武器として健在でしたが
ダブルフォルトすることなく要所でブレイクできた璃子選手がストレートでの快勝!
2回戦は大会第3シードのベルギー選手(写真は2回戦ウォームアップ時)、
かなりトレーニングを積んでいるであろう上半身から放たれるショットは回転もタイミングも独特。
ボールそのものの威力よりも甘くきたボールを逃さずにアタックをしてくる姿勢が良く、
逆に押された場面では攻めにくいボールで対応して璃子選手に主導権を渡しませんでした。
残念な敗戦になりましたが、スタジアムコートで行われた試合の雰囲気は素晴らしく、
テニスクラブ会員さん方も平日日中から観戦し、いいプレーにはどよめきと拍手も!
走っていってギリギリで取ったドロップショットのクロスへの返球で会場を沸かせました!
ローカルなレベルで、どこの誰に対しても称賛できるものを称賛する。
考え方が小さくない!サポートする姿勢を見せてくれる!
アメリカのスポーツのいいところだと思います。
ダブルスは、現在いるレキシントンでの大会が直前まで予選スタートの位置にいたため
勝ち残った場合のスケジュールの重複を考慮して出場しないこととしました。
この辺りの判断、連戦の中で日程とランキングを見て決めていく、難しいところです!
大会期間中、宿泊はクラブ近くのステュ&ヒデコさん夫婦の自宅にお世話になりました!
ご夫婦はクラブの会員で、毎年ハウジングという形で大会参加選手をサポートされてます。
去年は日比野選手も宿泊!去年は貧乏遠征と言っていたそうですが、それが今や!の活躍ですね。
30歳過ぎからテニスを始めたヒデコさん、毎日の練習・トレーニング量はプロ以上!?
とにかくがむしゃらで向上心の塊な人で、週末には試合に出て負けると夜も眠れないとか・・・
毎日おいしくて豪華な御飯を用意していただき、ただただサポートに感謝するばかりです。
レキシントンは我々には今遠征初めて、男女共催の大会になっています。
また少し違った空気のある会場で刺激を受けながら、試合への準備をしていきます!
また報告します!