DEATH NEET Page.Final 世界の中心でダメポと叫んだニート

前回までのあらすじ

スパゲッティ事件から２ヶ月…
昼田寝斗(ひるだにーと)はテスト、実家、海外、実家と居場所を転々とし、そして自分の棲み処に戻ってきた。
しかし、寝斗は“脱皮”していた。彼は“NEET”ではなくなったのか…？


Page.Final　
　 世界の中心で
　 ダメポと叫んだ
　 ニート

寝斗は『バイトマン』になっていた。
久々のバイト再開。そして久々に入った初日から
『来週から1人で店(切り盛り)よろしくね』
と言われたじろぐ寝斗。それは脅しに似ていた…

そして一人で店番をやる時間を少しづつ増やされ、9月10日、ついに午後は全て一人で任されることになった。
午前中は割とハードだったので午後は暇であろうと思っていたら、それは幻想であった。

レジ締めを皮切りに悪夢が始まる。。。

レジ締めが諸事情によりいつもよりややこしくなっていたことからやや困惑する寝斗。そんな寝斗にお構いなく次々にやって来る刺客(客)。

汗臭いちょっと湿った服ばかり持ってくる客をウザイと思ったり服の洗い方を説明したり、アーバンリサーチの服を持ってきた客とちょっと会話交わしたり…

しかしそんなこんなで忙しく、そして次々と服の引き取りに来る客。
そして長蛇の列が出来上がっていく…
テンテコ舞なのに長蛇の列が出来ているのを見て



イライラを通り越して
笑えてきましたよ。

残酷な刺客の長蛇　憎しみがそしてはじける
抱いてた怒りを晒し　微笑みに目覚めたとき♪
(あのリズムに乗せて笑)

ホント意味のわからない笑みが大勢の人の前で浮かびそうだったので必死で抑える寝斗。


結局始終テンテコ舞でバイトを終えた寝斗だった。


帰宅後料理をする寝斗。
寝斗は目覚めたのだ。料理の楽しさに…！

肉の芽だかなんだか知らないけど小さい芽(？)の生えたジャガイモとかなんか乾いた感じのしいたけとかアブナゲな食材をふんだんに盛り込んだ・・・・



ポトフです。
いや、野菜スープか？
まあなんにせよ盗賊のおかしらよりはうまく出来ている…元ネタは別にわからなくてもいい…


腹いっぱいに食べ、そして寝斗は思った…

『僕はニートなんかじゃないんだ！っていうか今夏休みだし毎日バイトだからむしろフリーターだ！』

そして『おめでとう』と一人で15回くらい呟いて・・・・




いない(笑)










終劇