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気分転換。

 ☆☆☆☆☆☆☆☆

「あずみ」

2005-03-03 06:52:38 | Weblog
はじめてTVで「あずみ」観ました。
原作が漫画ということなのか、監督の影響なのか、正確には解りませんが、殺陣では、今までの時代劇では観ることのできない、既存の時代劇と漫画独特のカットがうまく融合した、新鮮さを感じることのできる作品でした。キャストでは、1番存在感のあるオダギリ・ジョーさんを筆頭に若い役者さんが活き活きしていたことも評価できます。
殺陣でのカメラワークやCG、衣装も綺麗で良かったのですが、残念ながら、肝心の脚本が弱いため、時代背景を含めた話の筋や、各キャラクターに今ひとつ感情移入できませんでした。話の筋にキャラクターがのっていないような感じです。殺陣に関しては、敵役の斬られっぷりは見事ですが、斬る側に物足りなさを感じました。あずみにはもっと現実を超越した、やり過ぎでもいいくらいの、他を圧倒する、絶対的な強さが欲しいように思います。例えていえば、古典的ですが、水戸黄門でいうところの最後に印籠で相手を一喝するみたいな、北斗の拳でいえば、窮地になるとケンシロウが現れて有無を言わさず敵をボコり倒すみたいに、どんでんがえしでストレスを発散する、観ている人を完全燃焼させるぐらいの強さ、殺気が欲しいと思います。素人考えなのでどうかと思いますが、主役が女性ということもあり、フィジカルのハンディを考えて、あずみの動きにスピード感を出すためにも、相手役が少しゆっくり動くようにして、最終的にジャッキーチェンの映画みたいにフィルムを早回しにするとかすれば、もっと強さが感じられたのではないでしょうか。

全体としては、脚本と「あずみ」自身が強くなれば、良い作品になったかもしれない、しかしながら、映画化へのチャレンジは正解だった、そんな作品でした。。。

ちなみに拙者、、、

あずみの原作本、読んでませんから、、、

切腹。。。

再放送「離婚弁護士」

2005-03-01 16:43:34 | Weblog
ドラマの「離婚弁護士」観てます。
自分の好きなドラマの1つです。脚本、出演者、監督を含めたスタッフが良いこともありますが、その中でも、天海祐希さんの強さと弱さを垣間見せる人間味のあるさわやかな女性弁護士役が好印象です。宝塚出身ということもあるのでしょうが、綺麗なうえに、演技がバツグンです。日本アカデミー賞のドラマ部門があれば、最優秀主演女優賞をあげたい、そんな気持ちにさせるすばらしい女優さんです。4月からPart2が放送されるそうなので、そちらも楽しみにしています。
それにしても、強い女性は、やっぱり強い男じゃないとダメなのでしょうか。

フジとライブドアの買収問題

2005-02-28 06:31:46 | Weblog
一言で、「類は友を呼ぶ」である。

フジテレビの放送は、芸能も報道も全て、「面白ければいい=視聴率重視」という考えに基づき、結果的に物事を表面的にしかとらえない体質がある。

ライバル同士で、生き残りの為に差別化を図るのは、どの業界も同じで、この点は理解できるが、問題なのは、はじめに「差別化ありき」で番組制作しているところにある。差別化というものは、「基本」がしっかりした上で、はじめて価値が生まれるものである。この放送局の「面白ければいい」という誤った考えに成り立つ、芸能も報道も区別することができない、ごちゃ混ぜでメリハリのないフジの社風が、堀江氏の感性と一致して、同氏の共感を生んだのだろう。
以前、年金問題でキャスターが「私も未納でした」などと謝っていたことからも、ニュースを芸能的にしか考えていないことを証明している。ニュースとキャスターの私情は切り離して報道しなければならないという基本原則すら理解していない。これはかなり深刻な問題である。

最悪なことに、この件に関しては、他の放送局もフジと同様に、他人事として、面白おかしく報道している傾向が見受けられる。もし仮に、今回フジだけではなく、民放5局をまとめて買収されることになったとしたら、今と同じ様な報道の仕方をしていただろうか?恐らく、全ての民放が手を組み、視聴者や政治、司法に泣きついていたに違いない。報道に携わる者は、「面白ければいい」という考えを優先して、ニュースが社会に与える影響や、物事を深く追求する信念なしに放送するべきではない。

特に最近は視聴者を軽視している傾向がある。「興味を引く情報なら中身はなくても視聴者は喜ぶ」という考えか、それとも、職員の能力の問題で、その程度のものしか作ることが出来ないのか、視聴者の大半が、「また稚拙報道をやっている」と思っていることに、気がついていない。
雇われの身であるキャスターには同情するが、視聴者からは、民放で働く職員はキャスターを含め、「幼稚で世間知らず」に見える。そもそも、職員を採用する基準として、高学歴あるいは、関係者親族の世間知らずばかり採用するのではなく、社会人経験のある、世間を知っている者を採用するべきだ。知識があっても、世間知らずでは、世間を納得させることはできない。

フジテレビを例にすると、コストや付加価値を求めてのことなのか、タレント価値のない女性アナウンサーをタレント化していたり、ニュースに関しては、「ウサギを飼っている浮浪者」を公共の電波を何分も使って報道する。報道するニュースがないのなら、世界情勢、例えば、イラン、パレスチナ、アフリカなど、他国の国状などについて報道した方が、よほど視聴者にメリットがある。
つまり、「ウサギ」ではなく、「世界情勢」を見た方が、「人が人を傷付ける愚かさ」や日本国に生まれた幸運を実感でき、「命の大切さ」や「平和」「人権」に関心をもつからだ。
稚拙な報道は、稚拙な人間を育てる。
特に夕方のニュースでこの傾向が顕著だが、将来を担う子供や子供を育てる主婦が視聴する夕方の時間帯にこそ、誠実な報道を心掛けなければならない。

この何年か見ることのできない8月15日の終戦記念日の戦争報道についても、全放送局は毎年継続して放送する義務がある。「分かりきった事」だとか「視聴率」は関係ない。戦争に関わった人の恩恵を受けて、自分たちが生きていることを忘れてはならないし、絶対に繰り返してはいけないことだからである。

この件を機会に、基本に立ち返り、放送の仕方について、改めて見つめ直してほしい。