ヤマザクラ、梢を赤い葉と白い花で彩る花木は3月31日の誕生花

ヤマザクラの和名は「山桜」

日本に自生している10種のサクラのひとつ。

現在のサクラの代表であるソメイヨシノは花が終わりを迎えてから葉っぱを伸ばす。

一方でヤマザクラは赤茶色の大き目な葉っぱが伸びるとともに開花する。

個人的には桜の中ではソメイヨシノに次いでと言うか負けじ劣らじで好きなものがヤマザクラ。

ヤマザクラはソメイヨシノの撮影が一段落して野鳥などを撮りに山の方へ向うと見かける。

その花姿は赤い衣をまとった桜のイメージで美しい。

花色はソメイヨシノ同様に淡い桃色だが赤茶色の葉っぱに照らされて見かけ以上に桃色が濃く見える。

花言葉は、

「あなたに微笑む」

この花言葉はまさにヤマザクラの特徴を言い表していると感じる。

野山で見るヤマザクラは大きく長い枝を少ししならせながら花がこちらをのぞき込んでいる様に見える。

気候などによって多少変わるが自然風景の中でも関東南部から首都圏+長野県をめぐれば秋から初夏にかけてサクラを順に楽しめる。

秋の十月桜から初冬の冬桜、早春のカンヒザクラ・カンザクラ・カワヅザクラ・ヒガンザクラときてソメイヨシノ。

そして少し時期をずらしてヤマザクラ・オオシマザクラ・シダレザクラ・ヤエザクラ。

これからの季節はしばらく桜から目が離せない。

余談

誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。

ちなみに3月31日の他の誕生花にはルリジサ・イチゴ・ニゲラ・ハマカンザシ・ボリジ・ニオイスミレ・アルメリアがある。

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