
ラジオは無いがRockの紹介は出来る!ということで今回はアルバム「クリムゾン・キングの宮殿(In The Court Of The Crimson King)」。
ブリティシュ・プログレッシブ・ロックの重鎮「キング・クリムゾン(King Crimson)」の1st。1969年発表のRock名盤です。
私的には世界遺産に入れてもおかしくないくらい!
アルバムジャケットは、これだけ有名なものもあまり無いというくらいインパクトのある絵。
気味悪くもどこかユーモラスな顔のアップ。アップ過ぎて画面に入りきっていません!
紅(クリムゾン)い肌。ギョロリとした目。奥まで見える鼻と口。キャンバス等に描いたのではなく壁画だそうです。
久しぶりに眺めていたら一つ思い出したことが・・・・
私、お笑い番組はくまなくチェックするのですが、以前「感じるジャッカル」というのがありました。
その中で中川家の弟(礼二)が扮するキャラクターにたしか・・・「クリムゾウ」という役で、宮殿の顔のメイクでコントしていたのを覚えています。
内容はわすれましたが、笑う前に脳裏によぎったことは「果たして誰が分かるの?」という疑問。
もしかしたら世間的にメジャーなのか?イヤイヤ確かに有名なジャケットだけど、見ている人は知らない方が多いだろうし、やってる本人も知ってるのかどうかもアヤシイ?
・・・そうか、コノ感覚、狙いはソコなのか!?
閑話休題。
1曲目---21st Century schizoid man
最近の邦題は「21世紀のスキッツォイド・マン」となっていますが、やはり発表時からの「21世紀の精神異常者」がインパクトもあり、しっくりきます。変える理由って自粛とか・・・なんかマズイのでしょうか?
曲を始めて聞くときの注意。
始めの30秒くらい「ピー」とか「ポー」とかあまり聞き取れない音が流れます。それで聴こえるレベルに音を大きくすると「ジャージャジャジャ・・・」と100倍くらい大きなヘビーサウンドがとどろき、夜中だと隣・近所にかなり迷惑かけることになります。
私の場合ヘッドホンで聴いていて知らずにボリューム上げすぎ、耳から脳天へ直撃くらいました。まんまとがクリムゾンの仕掛けにかかったわけです。
ヘビーなリフのイントロに続きファズをかけて電気処理したボーカルが叫びます「Cat's foot iron claw ・・・」。
とてつもない力強い曲。いいね~。久しぶりだけどゾクゾクするサウンド。
突然ゆっくりになり、徐々に速くはやく・・・サックスとギター・ベース・ドラムスのアドリブ展開へ。
この1曲だけでも「クリムゾン」はRockの歴史に名を連ねたでしょう。
何かのCMに使われたのはビックリしました。とてもコマーシャルな曲では無いので・・・。
2曲目--- I talk to the wind
邦題「風に語りて」。1曲目の混沌とした世界から、野原で蝶と戯れるように爽やかな優しさあふれる曲。
フルートの調べがとても気持ちいい!
3曲目---Epitaph
邦題「墓碑銘」のタイトル通り陰鬱な曲。とにかく悲しみに満ちた曲調。
ボーカルのグレッグ・レイクの儚い歌い方が曲を盛り上げます。
バックに流れる悲しい旋律は私の大好きな名機「メロトロン」です。涙のごとき音の洪水。
4曲目---Moonchild
邦題「ムーン・チャイルド」。この曲はとても静かで美しい曲です。
全体で12分くらいの曲ですが初めの3分以降は幻想的なインストルメンタルです。初めて聞いた時の感想は「後半必要なのか?」でした。
CMにも使われました。人がロープにぶら下がっている不思議な映像。
さらに「空耳アワー」で歌いだしの「Call her Moonchild」が「カラムーチョ」に聴こえるという脱力系のネタがありました。ゼッタイ聞こえねー。
5曲目---The court of the crimson king
邦題「クリムゾン・キングの宮殿」。アルバムタイトルは「In」が付きますが曲には付いていません。何故?
前曲の幻想な音を打ち破るドラムの音に導かれる荘厳な曲。この曲も悲しみに満ちた世界を繰り広げます。
アルバム全体的に美しいメロディーのサウンドですがダークな雰囲気がします。スター・ウォーズでいう暗黒面を見ているような・・・。「21世紀~」のイメージが全体を支配しているのでしょうか。
このアルバム以降クリムゾンはどんどんJAZZ的手法を使ったアドリブを主体とした音楽になり、暗黒面により近づいて行きます。
現在も不定期ですが現役で活動しています。彼ら(というかリーダーのロバート・フリップ)は常に前進し続けるアーチストです。
他のプログレッシブ・バンドが懐メロ的に昔の曲を中心にライブ活動するのに比べ、彼らは最新アルバムからの選曲を中心に勝負するからです。
キング・クリムゾンのお奨めアルバム
・クリムゾン・キングの宮殿(In The Court Of The Crimson King)
・太陽と旋律(Larks' Tongues In Aspic)
・レッド(RED)
ブリティシュ・プログレッシブ・ロックの重鎮「キング・クリムゾン(King Crimson)」の1st。1969年発表のRock名盤です。
私的には世界遺産に入れてもおかしくないくらい!
アルバムジャケットは、これだけ有名なものもあまり無いというくらいインパクトのある絵。
気味悪くもどこかユーモラスな顔のアップ。アップ過ぎて画面に入りきっていません!
紅(クリムゾン)い肌。ギョロリとした目。奥まで見える鼻と口。キャンバス等に描いたのではなく壁画だそうです。
久しぶりに眺めていたら一つ思い出したことが・・・・
私、お笑い番組はくまなくチェックするのですが、以前「感じるジャッカル」というのがありました。
その中で中川家の弟(礼二)が扮するキャラクターにたしか・・・「クリムゾウ」という役で、宮殿の顔のメイクでコントしていたのを覚えています。
内容はわすれましたが、笑う前に脳裏によぎったことは「果たして誰が分かるの?」という疑問。
もしかしたら世間的にメジャーなのか?イヤイヤ確かに有名なジャケットだけど、見ている人は知らない方が多いだろうし、やってる本人も知ってるのかどうかもアヤシイ?
・・・そうか、コノ感覚、狙いはソコなのか!?
閑話休題。
1曲目---21st Century schizoid man
最近の邦題は「21世紀のスキッツォイド・マン」となっていますが、やはり発表時からの「21世紀の精神異常者」がインパクトもあり、しっくりきます。変える理由って自粛とか・・・なんかマズイのでしょうか?
曲を始めて聞くときの注意。
始めの30秒くらい「ピー」とか「ポー」とかあまり聞き取れない音が流れます。それで聴こえるレベルに音を大きくすると「ジャージャジャジャ・・・」と100倍くらい大きなヘビーサウンドがとどろき、夜中だと隣・近所にかなり迷惑かけることになります。
私の場合ヘッドホンで聴いていて知らずにボリューム上げすぎ、耳から脳天へ直撃くらいました。まんまとがクリムゾンの仕掛けにかかったわけです。
ヘビーなリフのイントロに続きファズをかけて電気処理したボーカルが叫びます「Cat's foot iron claw ・・・」。
とてつもない力強い曲。いいね~。久しぶりだけどゾクゾクするサウンド。
突然ゆっくりになり、徐々に速くはやく・・・サックスとギター・ベース・ドラムスのアドリブ展開へ。
この1曲だけでも「クリムゾン」はRockの歴史に名を連ねたでしょう。
何かのCMに使われたのはビックリしました。とてもコマーシャルな曲では無いので・・・。
2曲目--- I talk to the wind
邦題「風に語りて」。1曲目の混沌とした世界から、野原で蝶と戯れるように爽やかな優しさあふれる曲。
フルートの調べがとても気持ちいい!
3曲目---Epitaph
邦題「墓碑銘」のタイトル通り陰鬱な曲。とにかく悲しみに満ちた曲調。
ボーカルのグレッグ・レイクの儚い歌い方が曲を盛り上げます。
バックに流れる悲しい旋律は私の大好きな名機「メロトロン」です。涙のごとき音の洪水。
4曲目---Moonchild
邦題「ムーン・チャイルド」。この曲はとても静かで美しい曲です。
全体で12分くらいの曲ですが初めの3分以降は幻想的なインストルメンタルです。初めて聞いた時の感想は「後半必要なのか?」でした。
CMにも使われました。人がロープにぶら下がっている不思議な映像。
さらに「空耳アワー」で歌いだしの「Call her Moonchild」が「カラムーチョ」に聴こえるという脱力系のネタがありました。ゼッタイ聞こえねー。
5曲目---The court of the crimson king
邦題「クリムゾン・キングの宮殿」。アルバムタイトルは「In」が付きますが曲には付いていません。何故?
前曲の幻想な音を打ち破るドラムの音に導かれる荘厳な曲。この曲も悲しみに満ちた世界を繰り広げます。
アルバム全体的に美しいメロディーのサウンドですがダークな雰囲気がします。スター・ウォーズでいう暗黒面を見ているような・・・。「21世紀~」のイメージが全体を支配しているのでしょうか。
このアルバム以降クリムゾンはどんどんJAZZ的手法を使ったアドリブを主体とした音楽になり、暗黒面により近づいて行きます。
現在も不定期ですが現役で活動しています。彼ら(というかリーダーのロバート・フリップ)は常に前進し続けるアーチストです。
他のプログレッシブ・バンドが懐メロ的に昔の曲を中心にライブ活動するのに比べ、彼らは最新アルバムからの選曲を中心に勝負するからです。
キング・クリムゾンのお奨めアルバム
・クリムゾン・キングの宮殿(In The Court Of The Crimson King)
・太陽と旋律(Larks' Tongues In Aspic)
・レッド(RED)
子供が生まれようが関係なし。
「息子達、おまえらも体に刻み込め。」ってな感じで聞かせました。
反応を見ていると、1曲目は「うを!何か来た!」って感じで、同じ部屋にいます。縛り付けられてるように。
でも、2曲目のフルートの音色が聞こえてくると、ふらふらとどこかへ行ってしまいます。
解き放たれたのか?なんて雰囲気です。
子供に宮殿!・・・おお~ちょっと怖いような?
でも初めにこのような曲を知っていると後々の音楽で何を聞いても受けいられる器量が作られるでしょう。
また、遊びに来てください。
またちょくちょく覗かせていただきますね。よろしくお願いします。