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公開霊言抜粋レポート  「花燃ゆ」吉田松陰が偉いのは「なぜ学ぶの?」に答えきったから  

2015-01-10 23:16:48 | 幸福の科学大学

「花燃ゆ」吉田松陰が偉いのは「なぜ学ぶの?」に答えきったから

2015.01.10

リバティウェブより
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9029


公開霊言抜粋レポート



「花燃ゆ」吉田松陰が偉いのは「なぜ学ぶの?」に答えきったから

公開霊言「吉田松陰『現代の教育論・人材論』を語る」

2014年11月14日収録

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か





 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の放送に伴い、幕末の代表的教育者・吉田松陰に注目が集まっている。



 大川隆法・幸福の科学総裁は2014年11月14日、天上界にいる吉田松陰の霊を呼び、教育のあり方について考えを聞いた。そこでは「知識の習得を超えた学問の意味」について語られた。内容は『吉田松陰「現代の教育論・人材論」を語る』(幸福の科学出版)として出版されている。



 本欄では、その一部をレポートする。





吉田松陰は明治維新の"震源地"

 まず、吉田松陰の業績について軽く触れたい。



 吉田松陰は、「日本が西洋に侵略される」という危機感を、日本で最も早く抱いた人物の一人だ。ペリーが浦賀に来航した1853年、西洋の実情を知ろうとアメリカ密航を企てたが、失敗。幕府に捕えられ、長州藩・萩の自宅で幽閉された。



 吉田松陰は自宅の横で私塾「松下村塾」を開き、長州の若者を教育した。私塾といっても、十畳あるかないかの狭い講義室で、1~2年ほどの講義しか行えなかった。それでも、幽閉の身で、日本のためにできることは、教育しかなかった。



 結局、その松下村塾が「明治維新の震源地」となった。塾生だった久坂玄瑞、高杉晋作は討幕運動を大きく推し進め、伊藤博文は明治憲法制定など近代国家を確立、山県有朋は陸軍の礎を築いた。他にも、数多くの人物が、明治維新の立役者となった。





驚異的な教育効果の理由とは?

 わずか数年間で、明治維新の中核人材を輩出する――。これほどの教育効果を発揮した塾は、日本史のみならず、世界史的に見ても類を見ない。いったい松下村塾では、どのような教育が行われたのか。塾生たちは何を学んだのか。



 現代人が「学び」の意味を見出し、学力低下やいじめなど、問題山積の教育行政を考えるためにも、知りたい内容だ。





万巻の書で「心を鍛える」

 大川総裁によって招霊された吉田松陰の霊はまず、文部科学省などがつくって来た教育の常識について、「学問と捉えているものの範囲が狭い」と指摘した。



 では、学問とはどのようなものなのか。



 吉田松陰の霊は、生前に松下村塾の柱に掲げていた、「万巻の書を読むにあらざるよりは、いづくんぞ千秋の人たるを得ん」という言葉を挙げた。これは、「多くの本を読まない限り、後世に名を残せるような人にはなれない」という意味だ。



 実際に吉田松陰は、幼少時から多くの儒学書や兵法書を読み、11歳の時には、長州藩主の前で兵学の講義を行うほどの秀才ぶりを発揮した。獄中・幽囚中の4年間には、1460冊の書物を読んだという記録も残っている。当時の書物の難解さを考えれば、大変な勉強量だ。



 吉田松陰の霊は読書の意味について、「数多くの思想に接することによって、人は、その心を鍛えることができ、いろんな考え方を理解することができるようになっていく」と述べた。



 現代も読書家は多いが、「心を鍛える」と思って本を読んでいる人は少ないだろう。本を読んで知識を得れば、仕事で成果を上げられる。仕事で成功すれば、人から尊敬される。もちろんそれも大事だ。しかし吉田松陰の霊は、さらに本質的な学問の目的を示した。





松下村塾は「人間学」を教えた

 また、「なぜ松下村塾から多くの人材が育ったのか」という質問に対して吉田松陰の霊はこう答えた。



「松下村塾は、基本的に「人間学」を教えたんですよ」



「『人物論』『人材論』『どのような人間が必要とされるのか』というところを徹底的に研究していくことが大事なんだね。これさえやっておけば、もうあとは、具体的な技術や、自分の職業に合わせて使う学問は個別のものなので、それはそれでまた、身につけることは可能になります。『人物をつくること』が、第一等の学問です」



 吉田松陰は松下村塾を開くにあたっても、「学は人たる所以を学ぶなり」、つまり「学問とは、人としてどうあるべきかを学ぶことである」と宣言している。塾では、兵学、史学などを始めとした、様々な実学も学ばれたが、それ自体が目的の中心ではなかったということだ。





現代には、吉田松陰の言葉がいくつか遺っている。

「至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり(誠を尽くして人に接すれば、心を動かさないものはこの世にない)」



「小人の恥づる所は外見なり。君子の恥づる所は内実なり(小人が恥じるのは自分の外面である、君子が恥じるのは自分の内面である)」



「志を立ててもって万事の源となす(志を立てることが全ての源となる)」



 こうした教えは、まさに「人の生きる道」を説いた「人間学」だ。



 松下村塾で育った志士達は、こうした「人間学」を修めたからこそ、各分野で人々を導き、新たな時代を拓けたのだ。吉田松陰が明治維新の震源地になったのは、この「人はなぜ学ぶのか?」という問いの答えを、明確に知っていたからといえるだろう。





長所を伸ばすためにも「人間学」が要る

 吉田松陰は塾生の長所を伸ばす教育にも長けていたといわれる。どんな塾生にも、本人も気付かない才能や長所を発見して指摘した。塾生たちは感激して自信と志を強め、自分の生き筋を見出していった。



 最近でも、「個性を伸ばす教育」が叫ばれることが多い。しかし、ともすれば「あるがままでいい」という発想が「自由放任」につながり、努力や善悪を教えることを否定する教育につながることがある。



 個性を伸ばす教育者の条件について、吉田松陰の霊はこう述べた。



「やっぱり、『人間には数多くの長所があるんだ』ということを知らねばならん。その数多くの長所を知るためには、どうすればいいかということですが、『いわゆる幅広い人間学を修めなければならん』ということになるねえ。その意味での学びというのが、どうしても必要になる」



 吉田松陰は生前も、「人間はみななにほどかの純金を持って生まれている。聖人の純金もわれわれの純金も変わりはない」と語っている。



 万巻の書を読み、「人間とは何か」「人間にはどのような長所があるのか」という「人間学」を身につけることが、塾生の個性を発見し、伸ばしていくことにつながったのだ。これは、画一的な詰め込みでも、単なる自由放任でもない。





現代の教育改革も「草莽崛起」が鍵

 吉田松陰の霊が語った、教育・学問のあり方に照らしたとき、現代の教育は問題だらけだ。



 学問の意味を見失った政治家は「ゆとり教育」を推し進め、日本の国際競争力を下げた。学校では「人の生きる道」も教えられず、「いじめ問題」も増加。社会の荒廃にもつながっている。今、新たな教育革命が必要とされている。



 しかし、文部科学省主導の「教育改革」では、限界がある。「人間学を学ぶ」などと言えば、「価値観の押し付け」などという批判が起きる。下村博文・文部科学大臣においては、「政治とカネの問題」が噴出。教育行政のトップが「人の道」から外れている。



 吉田松陰の霊は、教育を改革していく鍵についても、「草莽崛起(そうもうくっき)」という、生前使っていた言葉を挙げた。草莽とは「在野の民衆」の意味。崛起は「立ち上がれ」という意味。在野の人々こそが日本の変革を担う原動力になるという思想だ。何より、松下村塾自体が、幕府の塾でも藩校でもない、"罪人"の私塾だった。



 教育を変えるためには、しがらみだらけの政府に期待するのではなく、一人ひとりが、「学問に励むことで、自分自身をいかに向上させるか」を考え、教師や社会で教育者的な立場にある人は「いかに人の道を教えられる自分になるか」を考えることが必要だろう。



 吉田松陰は、教育革命のため「まずは理想の教育モデルを示そう」とする、幸福の科学グループの教育事業も激励した。



 現代の教育とは何か、学びとは何か、ということに関して、現代人が忘れかけていたものを思い出させてくれた霊言となった。





【関連書籍】

幸福の科学出版 『吉田松陰「現代の教育論・人材論」を語る』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1350



【関連記事】

吉田松陰からマンデラまで貫く思想- 編集長コラム(2014年2月号記事)

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日本発 世界を救う「幸福学」(2014年11月号記事)

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幸福の科学大学 待望論(2014年11月号記事)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8464





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