ＣＲＰＨが「連邦民主憲章」を発表（ミャンマー）

　ＣＲＰＨ（連邦議会代表委員会）は３月３１日、軍事政権下で制定された現行憲法を廃止して、新たに「連邦民主憲章」を発表しました。少数民族の自治拡大を含む連邦制を確立すると宣言しています。少数民族とも連携して軍事政権と闘う姿勢を見せています。

　ヤンゴンで４月１日に「血の涙」を表現するメークをした人びとが「カバマチェブー」などのプロテストソング（抵抗歌）を歌いながらデモ行進を実行しました。

動画：「血」の涙と歌で抗議　ミャンマー　　ＡＦＰ


　ミャンマーから難民として日本に逃れてきた人びと、仕事などで日本に在留している人びとも粘り強く抗議行動を続けています。

ITから呪術まで…“あらゆる手段”で軍と戦う「在日ミャンマー人」のリアル　高野秀行


東京で抗議デモを行う「ミャンマー人の若者」を見て「羨ましい」と思ったワケ　高野秀行

　日本政府の対応も厳しく問われています。

ミャンマー虐殺､日本政府の対応に広がる失望　　柴田直治


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それでも、抗議行動を続けるミャンマーの人びと

　軍事政権による虐殺、暴力的弾圧が続くなかでも抗議デモが実行されています。

抗議デモの動画（約２分）　MR INFO : For Your Infotainment

抗議デモの動画（約２分）　　ＲＦＡ

　弾圧を逃れて、日本にたどりついたロヒンギャの方、難民申請しても認定してもらえません。入管法改正に不安を高めています。

難民申請中のミャンマー男性「今戻れば殺されるかも」（ニュース動画約３分）　　ＴＢＳ


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少数民族を空爆、ミャンマー軍事政権

　ミャンマー軍事政権は恭順を拒む少数民族居住地域への空爆を実施しています。犠牲者や難民化する人びとが増えています。

ミャンマー軍 少数民族に空爆、国境付近で“窮状”訴え　　ＴＢＳ


ミャンマー避難の少数民族　タイは受け入れに消極的　　ＡＮＮ

「人道に対する罪」と「保護する責任」（ミャンマー）

　ミャンマー軍事政権による虐殺その他の弾圧行為は国際法上の「人道に対する罪（crime against humanity）」に該当します。国際社会は深刻な被害を受けている人びとを「保護する責任（responsibility to protect）」を認識する必要があります。軍事政権による暴力的弾圧は一刻も早く停止させなければなりません。そのうえで、責任ある者たちは公正な国際法廷において厳正に裁かれるべきです。

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軍事政権が無差別テロ、ミャンマーの「恥ずべき日」

　２７日、ミャンマーでは軍・警察によって１００人以上の人びとが虐殺されました。軍・警察は歩行者やバイクに向かって無差別に銃撃を繰り返しました。
　軍事政権は前日に「（抗議行動参加者は）頭と背中に銃が当たる危険に直面しかねないことを理解しなければならない」と「テロ宣言」を発表していました。
　１２か国の軍がミャンマー軍部を非難する共同声明を発表しました。

ミャンマー治安部隊がデモ参加者100人超殺害、クーデター後最悪　　ロイター

「恥ずべき日」、ミャンマーの虐殺（動画ニュース）＊残酷場面あり、閲覧注意　　アルジャジーラ


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