しがない公務員の大阪通信

大阪在住、在職の公務員が大阪の過去、今、そして未来を考えます。

大阪市をなくすっていう行為について

2020-12-29 | 今日の大阪
今年もあとわずかとなりました。

今年は日本にとっても大阪市にとってもいろいろとあった1年だったと思います。

「大阪市廃止」

この見出しって普通に考えたらとんでもないことなのですが、
いかんせん当事者側なので大変だったのですが、
はたから見た場合どう見えてたんだろうってふと思っています。

特に、
大阪府職員の方々なんかはどう思っていたんでしょうねぇ。

前回の住民投票の直前に大阪府職員とお話しする機会がありましたが、
その方はゴリゴリ大阪市廃止賛成でしたね。
(ただその人は大阪市民ではなかったので投票権がなかったのですが...。)

なので、
その辺は気になりますね。

そういう意味では、
れいわ新撰組に入っている元大阪府職員の大石あきこさんがかなりの反対派になっていたのはちょっと驚きでしたね。

この年末になって大阪市のニュースが何個か入ってきました。

OGPイメージ

職員の懲戒処分について

 本件については、令和2年12月24日16時10分に一部訂正しております。別途訂正発表をご参照ください。 問合せ先:人事室人事課(06-62...

大阪市

 


結局処分が出ましたね。

まぁ、
個人的にはメールを削除してしまったのはいただけないかなぁって思いますね。

それがなければひょっとしたらここまでの処分はなかったんじゃないのかなって思いますね。

ちなみに、
局長の処分まで出ていますので、
これは松井市長も(渋々かもしれませんが)了承しているってことです。

多分維新の議員さんもあまり突っ込めない状態みたいですね。

OGPイメージ

職員の給与(月例給)に関する報告について

問合せ先:行政委員会事務局 任用調査部 任用調査課(06-6208-8540) 令和2年12月22日 11時発表  大阪市人事委員会(西村 ...

大阪市

 


大阪市の給料が人事委員会上は妥当という判断が出ました。

人事委員会の考え方が、
「一般企業と同じ給料形態を大阪市という組織に当てはめた場合」なので、
別に市民の平均をとるわけでもないので、
ちょっとずれている部分もありますが、
景気を見るうえでの参考にはなると思います。

ただ、
今回特筆すべきは、
「平成29年以降、3年間、
 スミルノフ・グラブス検定により外れ値とされたデータを除外する取扱いを行ってきたが、
 検証の結果、今回より同手法を使用しないこととする。」
としたことが大きな変化だと思います。

恣意的な除外もなく、
すべての平均をとっているっていうのが、
普通のはずが大阪では数年されてなかったので、
いろんな意味で変革が起こったのではと思います。

ただ、
これでとりあえず私たちの給料を減らす根拠がなくなったので、
どうしていくのか注目しています。

OGPイメージ

第21回 副首都推進本部会議について

概要 開催日 令和2年12月28日(月曜日) 場所 大阪府庁新別館南館 8階 大研修室 議題 府市一体化・広域一元化に向けた条例案の検討にあ...

大阪市

 


御用納めの日にこんな会議をやっていました。

一言でいうと「大阪市弱体化のための条例案作り」の場になっていくのでしょうね。

ところで、
ここにも出ていました上山信一さん、
この人だけでも今からでも外してもらいたい。

この人だけは妄想がひどすぎますので、
大阪市に限らず日本の行政から立ち去っていただきたいです。

ホンマ頓珍漢です。

こんな大阪市ですが、
来年は平穏でいきたいものなんですが、
どうなるのでしょうねぇ。

コロナも落ち着いて、
しっかり地に足を付けた大阪市政を進めていきたい、
そんな気持ちです。

では、
皆さんよいお年を!

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