EMAで面白かったdiscussion
現在、ahaはACS の否定にトロポニンを発症三時間あけてフォローすること、としていますが、「トロポニンの閾値をさげれば一回でよい」、という内容です。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33620444/
retrospective cohortにはなりますが、この研究によるとトロポニン値<0.02というだけで、陰性的中率:99.6%(100%-0.4%)という驚異の結果です。現在、トロポニン全盛時代となっていますが、「漏れなく患者を拾う」という観点ではもはや心電図やエコーは不要かもしれません。(京都大学の公衆衛生の先生の受け売りです。)
Ck mbなんかはもはや出すのは時代遅れ?なんて目で見られてしまいます。ちなみに、こういった分野にありがちな話ですが、日本におけるvalidationは不明です。ですので、日本でも京都大学のグループが多施設研究に動いているらしいです
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