https://ccforum.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13054-021-03786-0今度はHFNCが誤嚥を減らす、という内容です。結果はさておき、この試験のデザインはクロスオーバーRCTといいます。クロスオーバーは①暴露⇒対照、②対象⇒暴露、というように両者への介入を前半後半で交代するやり方です。ちゃんとランダムに2群に分けられていれば症例数が半分で済むお得な臨床試験です。
そしてこの試験では効果を"period effect, drug effect, crossover effect"に分解して評価します。聞いてると難しいように思いますが、やってることはそこまで複雑ではなく、一回習えば覚えるはずです。ただし、今回はcrossover effectを考慮したやり方ではなさそうです。(そりゃNHFですもんね)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます