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ブラック監査法人からの脱出

会計士による政治・経済評論

プライベートバンカー

2025-01-27 21:04:14 | 
テレ朝でプライベートバンカー
というドラマがやっています。
プライベートバンカーと言えば
ちょうどJTG証券という怪しい
証券会社がCMをやっています。
JTGでは銀行員のように担当が
変わらないということを売りにしていますが
担当を変更できるほど従業員がいないだけで
何のアピールでもありません。
担当者が変わるのは、不正防止など
それなりに理由があるのです。

ドラマの話に戻りますが、
フィクションなので税務上
間違っていても問題ないですが
中途半端なのは困ります。
第一話ではその回の主人公が
富豪の愛人の子供ということで、
その遺産が5億円入ってくるものの
その5億円は借金返済のため
返さなければならず、その回の主人公には
遺産相続分に係る相続税分が
残ってしまうため、
保有していた未上場株を買い取らせる
という内容でした。

計算していませんが恐らく、
相続税分までは
現行の相続税で計算した適切な金額
だったと思います。
しかし、なぜか未上場株を買い取らせる
場面で「非上場株の価値は両者の
合意でいくらにでもできる」と
いうようなセルフがありました。
残念ながら非上場株式も
その算定方法が決まっているので
勝手に金額を決めて売買は
できないはずです。

仮にその算定方法よりも高い金額で
買い取ってしまった場合には、
買い取った側が売った側に対して
お金を寄付などをしたとされ
売った側は受贈益分の税金を
支払わなければならないはずです。




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