介護の仕事をする際、利用者と良好な関係を築くことはとても重要です。
良好な関係を築けていれば、利用者の介助をスムーズに行え、体調の些細な変化も報告してくれるようになります。利用者の中には、入浴が嫌いな方や、トイレになかなか行きたがらない方もいらっしゃいます。そういう方の介助をする際は、人間関係が築けていればスムーズに行えることが多いです。人間関係が築けていなければ、今は大丈夫などと言われて断られてしまいなかなか介助が行えないこともあります。スムーズに介助を行えないと時間がおしてしまい、焦りが出てきてしまいます。少しの焦りが介護事故にもつながってしまいます。
また、良好な関係が築けていれば利用者が少し体調が悪いときなど、すぐに報告してくれることがあります。しかし、関係が築けていなければ利用者が遠慮して我慢してしまう場合があります。職員も、いつもこの利用者はもっと笑顔なのにと、ちょっとした変化に気づくことが可能です。ちょっとした体調の変化を知っておくことは、介護をするうえでとても大切です。知っていることで病気の悪化などを防ぐことができるからです。このように、利用者との良好な関係を築くことは、介助がスムーズに行えたり介護事故や病気の悪化などを未然に防ぐことができるのでとても大切です。すぐに関係を築くことは難しいですが、利用者を大切に思い、丁寧に介助していれば思いは伝わります。利用者と良好な関係ができてくると、介護の仕事が楽しくなってくると思います。利用者との良好な人間関係の築き方、NG行動などが書かれた参考サイト⇒http://careworkers-relationship.net