そして会場が闇に包まれると、
ローテーブルのろうそくだけが小さくゆらゆら揺れた
そう、彼にとって電灯の下も闇の中も同じこと
RAUL MIDON はゆっくり現れた
彼のひとふりで会場はいっきに別世界
Raulのギター 声 パフォーマンス
ホンモノは届く
ココロが震えて いつしか聴衆の頬には涙がこぼれる
Raulはギターをドラムにし
喉をパーカッションにし
くちびるをトランペットに変える
彼の弦をたたく手は まるで別の生きもののように美しく舞う
聴衆は見とれる
今日、彼が皆に教えてくれたこと
何もないことが「チャンス」なんだと
======================== 追 加 情 報 ========================
そう、本日わたくしはRAUL MIDONの名古屋ライブに行ってきました。
ラジオから彼の曲が流れた瞬間、「こ、これだ!」と
電撃が走り、なんとしてでもライブで聴かねばと思ったのです。
RAULの音楽はもちろんMCも冴えてました。
そのとき私も知りましたが
RAULには一卵性の兄弟がいて彼も盲目なんだそうです。
さらに驚くことなかれ、その兄弟は
あのアメリカの宇宙開発機関 NASAのエンジニアだと言うのです!
「第六感」という言葉があります。
きっとMIDON兄弟は心の目で見ているのでしょう。感動はさらに追い討ちをかけました。
あなたはもう、RAULの音を聞きましたか?
次回のライブはもう
絶対に絶対にゼッタイニ逃せません