ときっどき、忘れてるんだけど。
いや、正直言うとだいたい忘れてるんだけど。
俺ってそう言えば。
「真田付きの忍…なんだよねぇ」
思いっきり噛んだら怒るのが兄弟の役目
この主に仕えて、随分経つが。
成長したかと思えば、子供臭さが先行する。
たとえば、現状がソレだ。
「政宗殿の隣は、この真田幸村と決まっているのだ!」
「いや、小十郎だから」
「では、宿敵!」
「いや、それは足りてる」
「では…!!」
「しつけぇんだよ! 何だ、おめぇ、妬いてんのか?」
「や、妬く…っ!?」
ああ、もう、見ていられない。
旦那は独眼竜が絡むと、何であんなに情けないのか。
独眼竜も独眼竜だ。
どれくらい旦那が自分に依存してるか。
知っててやるのだから始末が悪い。
色事系の発言にはとことん初な旦那は。
言葉尻を捕まえて、見当違いなことを言い出す。
それが独眼竜の思う壺なわけだ。
「あの海賊も食えないねぇ」
即席の二人組のはずなのに。
独眼竜の意図通りの発言をした。
もしかして、独眼竜は先導がうまいのか?
だとすると、今後の奥州攻略の際には警戒しな…。
「佐助ぇええ! こうなれば、こちらも二人だ!!」
「えぇえ!? ちょっと、旦那!!」
腕を引っ張られちゃ敵わない。
なんせ、暑苦しいほどの熱血漢。
容赦なく捕まえてくれている。
「勝負しろ、紫芋」
「もしかして、俺様のことか?」
「問答無用ぉ!!」
いきなりの突き。
相手もそれに反応して、身を仰け反らす。
うっかり条件反射で、追撃を加えてしまったが。
独眼竜が弾き返してきた。
したり顔で独眼竜が、笑う。
「ハッ! 隠れて攻撃するのが本分じゃねぇのかぁ?」
「…ちょぉっと、カチンときたねぇ」
類は友を呼ぶ。
どうやら俺も同じ人種らしい。
挑発されていると分かっているのに、乗っかりたくなる。
ざわざわと血が騒ぐ。
「うらああああああ!!!」
「うわっ!!」
旦那が斬りかかってきた。
本当に独眼竜のこととなると見境がない。
おかげで、こちらは血が下がった。
後ろに飛んで、霧隠れをお見舞いする。
「なんだぁ!? 時化か!?」
「shit! どうなってやがる!」
「ここらで、一時撤退!
旦那を護らないといけないんでね!!」
「離せ佐助ぇ!!!」
文句を無視して、抱えて撤退を開始する。
旦那は手足をバタつかせて抵抗している。
背中、顔に手足が当たって痛い。
お館様のところまで行ったら、ぶん殴ってもらおう。
「旦那ぁ、かっこ悪いよ?」
「……」
「誰だって目新しい友達の方に行くもんなの。
けど、結局は旧知の友達のとこに戻るってもんだ。
果報は寝て待てってね」
「・・・経験者か?」
「まぁねぇ~」
全く子供の頃から変わらない。
旦那の熱し易さも、俺と旦那の関係も。
*********************
まさかの続編だぞ。
これのみどころ(?)は。
佐助が迷うことなく「お館様にぶん殴ってもらおう」と言ってるとこです。
あとは、そうでもない。(ぇ
おまけということで。
謙信 没話を考えてるけど。
余計? いらない?
他ので何か別バージョン見たいって言うとはこれから編集かけなきゃだけど。
謙信はすぐ載っけられるよ。
まぁ、内容ほとんど一緒だけどね。
というわけで書ききったぞ。
私、真面目。
またしばらく活動休止。
思いつかないもんはしょうがない。
関係ないが。
こないだ本屋で「本能ハニィ」っていう漫画見かけて吹いた。
いや、正直言うとだいたい忘れてるんだけど。
俺ってそう言えば。
「真田付きの忍…なんだよねぇ」
思いっきり噛んだら怒るのが兄弟の役目
この主に仕えて、随分経つが。
成長したかと思えば、子供臭さが先行する。
たとえば、現状がソレだ。
「政宗殿の隣は、この真田幸村と決まっているのだ!」
「いや、小十郎だから」
「では、宿敵!」
「いや、それは足りてる」
「では…!!」
「しつけぇんだよ! 何だ、おめぇ、妬いてんのか?」
「や、妬く…っ!?」
ああ、もう、見ていられない。
旦那は独眼竜が絡むと、何であんなに情けないのか。
独眼竜も独眼竜だ。
どれくらい旦那が自分に依存してるか。
知っててやるのだから始末が悪い。
色事系の発言にはとことん初な旦那は。
言葉尻を捕まえて、見当違いなことを言い出す。
それが独眼竜の思う壺なわけだ。
「あの海賊も食えないねぇ」
即席の二人組のはずなのに。
独眼竜の意図通りの発言をした。
もしかして、独眼竜は先導がうまいのか?
だとすると、今後の奥州攻略の際には警戒しな…。
「佐助ぇええ! こうなれば、こちらも二人だ!!」
「えぇえ!? ちょっと、旦那!!」
腕を引っ張られちゃ敵わない。
なんせ、暑苦しいほどの熱血漢。
容赦なく捕まえてくれている。
「勝負しろ、紫芋」
「もしかして、俺様のことか?」
「問答無用ぉ!!」
いきなりの突き。
相手もそれに反応して、身を仰け反らす。
うっかり条件反射で、追撃を加えてしまったが。
独眼竜が弾き返してきた。
したり顔で独眼竜が、笑う。
「ハッ! 隠れて攻撃するのが本分じゃねぇのかぁ?」
「…ちょぉっと、カチンときたねぇ」
類は友を呼ぶ。
どうやら俺も同じ人種らしい。
挑発されていると分かっているのに、乗っかりたくなる。
ざわざわと血が騒ぐ。
「うらああああああ!!!」
「うわっ!!」
旦那が斬りかかってきた。
本当に独眼竜のこととなると見境がない。
おかげで、こちらは血が下がった。
後ろに飛んで、霧隠れをお見舞いする。
「なんだぁ!? 時化か!?」
「shit! どうなってやがる!」
「ここらで、一時撤退!
旦那を護らないといけないんでね!!」
「離せ佐助ぇ!!!」
文句を無視して、抱えて撤退を開始する。
旦那は手足をバタつかせて抵抗している。
背中、顔に手足が当たって痛い。
お館様のところまで行ったら、ぶん殴ってもらおう。
「旦那ぁ、かっこ悪いよ?」
「……」
「誰だって目新しい友達の方に行くもんなの。
けど、結局は旧知の友達のとこに戻るってもんだ。
果報は寝て待てってね」
「・・・経験者か?」
「まぁねぇ~」
全く子供の頃から変わらない。
旦那の熱し易さも、俺と旦那の関係も。
*********************
まさかの続編だぞ。
これのみどころ(?)は。
佐助が迷うことなく「お館様にぶん殴ってもらおう」と言ってるとこです。
あとは、そうでもない。(ぇ
おまけということで。
謙信 没話を考えてるけど。
余計? いらない?
他ので何か別バージョン見たいって言うとはこれから編集かけなきゃだけど。
謙信はすぐ載っけられるよ。
まぁ、内容ほとんど一緒だけどね。
というわけで書ききったぞ。
私、真面目。
またしばらく活動休止。
思いつかないもんはしょうがない。
関係ないが。
こないだ本屋で「本能ハニィ」っていう漫画見かけて吹いた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます