端と底を行き来するRPG

そのとき、きっと誰かの中心blog。
アーカイブにある作品は人事を尽くした盛者必衰の入れ替え制。

テキストのかけら その18

2012-06-21 00:00:00 | Words shower
【Fate/zero × 戦国BASARA】
ライダー 豊臣秀吉
セイバー 伊達政宗
アサシン 猿飛佐助、かすが


「……貴様らも飲むか?」
「随分、なめられたもんだね。
 この人数だよ?勝てるわけないっしょ」
「囲まれていることも分からないんじゃないか?
 これだから、男は」
「ふむ…、戦うと言うわけだな?」
「無論」
「……奥州王、汝に問おう。
 王とは、孤高であるか否か」
「王は理想を掲げ、ひとり、戦い続けるものだ」
「否!!
 王は孤高に非ず!!
 みるがいい!!」
「……!!! 平原!?」
「そんなっ!
 これだけの固有結界をたったひとりで具現化させるなんて…!!」
「小娘、ひとりではない。
 我は天下人、豊臣秀吉。
 多くの武将をまとめ、国を統べたる者なり。
 この平原は、我らの陣営が共に見た共通の景色!
 この陣営こそ我が力!我が至宝!!
 『覇王絶対布陣』なり!!!」
「「然り!!然り!!然り!!」」
「覚悟するがいい。
 この平原は我のもっとも得意とする場所よ。
 獅子は兎を狩るのにも全力を尽くす、姿かたちすら残さぬぞ」
「ちょ…っ、マジかよ!?」
「蹂躙せよ!!!!!」

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モチーフエピソードは「聖杯問答」
アーチャーはフェードアウトしました。
とりあえず、天下人は忍びにも容赦なし。

政宗様が目立ちにくいから、白文まで書かなかった気がする。
主人公のようで主人公じゃないんだもんなぁ。

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