端と底を行き来するRPG

そのとき、きっと誰かの中心blog。
アーカイブにある作品は人事を尽くした盛者必衰の入れ替え制。

テキストのかけら その17

2012-06-20 00:00:00 | Words shower
【Fate/zero × 戦国BASARA】
セイバー 伊達政宗
ランサー 真田幸村
キャスター 松永久秀


「やぁ、独眼竜。
 そして若き虎」
「Ah...?」
「みたところ、卿らは私闘中のようだが」
「左様。
 我らの決闘ゆえ、邪魔立ては無用」
「はははは、そうかね。
 それは丁度いい」
「何を考えていやがる」
「私はね、宝を愛でるのが至上の喜びなのだよ」
「そりゃ結構だな」
「卿らの闘いは…、さぞ気高く侵し難いものなのだろう。
 何物にも代えがたい『宝』だ」
「何を……」
「穢しがたいものほど愛しい宝となる。
 卿らには、絶望を贈り…。
 結末をもらうとしよう」
「生憎、間に合ってるんでな。
 自分たちでなんとかするさ」
「ふふふ、遠慮するな。
 私に任せてくれればいい」
「……セイバー殿」
「…どうやら、アンタとのパーリィはお預けみたいだな。
 仕方ねぇ、組むぞ」
「承知」
「用意はいいかね?なに、一瞬だ」
「「やれるもんなら、やってみろ」」

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戦国Fateが書きたくても書けないので、ここで登場。
モチーフエピソードは「魔術師殺し」
龍ちゃんを置いて、キャスターが切嗣の城まで来てたエピソード。
グロいところはカットに決まってんだろ!

一番書きたかったのは。
松永先生の台詞なんだろうなぁ。
蒼紅共闘、おいしいです。

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