「出席ヲ取リマッース。
呼バレタラ返事ヲシテネ」
日本語はぺらぺらのくせにどこかイントネーションがおかしいザビー教諭。
このクラスほど担任の話を聞いていないクラスはないだろう。
とにかく、自分勝手に行動する問題児が揃っていた。
「サンデー毛利!」
「はい、ザビー様」
「チェスト島津!」
「おう、ザビー様」
「スノーいつき!」
「今週も生活苦しいだな…、どこ削るべか」
「ワイルド武蔵!」
「あー、かったりぃ。 帰ろうかな」
「トレジャー元親!」
「いい加減、目ぇ覚ませ!毛利!」
「貴様こそザビー様の愛がなぜわからん!」
「私語ハ慎ミナサイナコトヨー」
「「すっこんでろ!!!」」
「ハイ…、スミマセン」
ショボンとして引き下がるザビー教諭をよそに。
本気で喧嘩を始めた瀬戸内組。
その騒ぎの中、武蔵は大きな欠伸を隠さずに実行する。
出席をとるのは無意味だと進言したのは、副担任の北条氏政教頭。
「小太郎もおるし、本願寺くんもおる。
問題ないからさっさと朝礼を終えてしまえ」
「ソウデスネ…、デハデハ埴輪。
サイレント風魔…、マッスル顕如出席、ット。
ミナサーン、今日ハ血沸き肉踊ル運動会デース!
優勝スレバ、ゴ褒美ザクザク、信者増量~」
クラスの半数以上が超反応。
真っ先に声を上げたのは、金ぴかの衣装に身を包んだ生徒。
「何ぃ!!褒美とは、まさか金か!?」
「校長ノ意向デ希望スルモノガ貰エルラシイネー。
マァ、勝タナキャ絵ニ書イタ餅~」
もちろん、大嘘である。
「気合いじゃあああ!!気合い入れろぉ!!
わしの筋肉が切れておるぞおおおお!!」
「勝てば家計が助かる・・・」
「ザビー様が望むなら!」
「勝テバハッピーガ待ッテマース!
愛ナド運動会中ハクソクラエデース!!」
気合い十分、待ったなし。
ここに勝利に飢えた(動機は不純)クラスが誕生した。
目指すは褒美、得るものは信者。
いざ、合戦。
*********
ザビーのネーミングセンスはいいのか悪いのか。
とりあえず。
小太郎の外伝はなかったことにしてください…。
呼バレタラ返事ヲシテネ」
日本語はぺらぺらのくせにどこかイントネーションがおかしいザビー教諭。
このクラスほど担任の話を聞いていないクラスはないだろう。
とにかく、自分勝手に行動する問題児が揃っていた。
「サンデー毛利!」
「はい、ザビー様」
「チェスト島津!」
「おう、ザビー様」
「スノーいつき!」
「今週も生活苦しいだな…、どこ削るべか」
「ワイルド武蔵!」
「あー、かったりぃ。 帰ろうかな」
「トレジャー元親!」
「いい加減、目ぇ覚ませ!毛利!」
「貴様こそザビー様の愛がなぜわからん!」
「私語ハ慎ミナサイナコトヨー」
「「すっこんでろ!!!」」
「ハイ…、スミマセン」
ショボンとして引き下がるザビー教諭をよそに。
本気で喧嘩を始めた瀬戸内組。
その騒ぎの中、武蔵は大きな欠伸を隠さずに実行する。
出席をとるのは無意味だと進言したのは、副担任の北条氏政教頭。
「小太郎もおるし、本願寺くんもおる。
問題ないからさっさと朝礼を終えてしまえ」
「ソウデスネ…、デハデハ埴輪。
サイレント風魔…、マッスル顕如出席、ット。
ミナサーン、今日ハ血沸き肉踊ル運動会デース!
優勝スレバ、ゴ褒美ザクザク、信者増量~」
クラスの半数以上が超反応。
真っ先に声を上げたのは、金ぴかの衣装に身を包んだ生徒。
「何ぃ!!褒美とは、まさか金か!?」
「校長ノ意向デ希望スルモノガ貰エルラシイネー。
マァ、勝タナキャ絵ニ書イタ餅~」
もちろん、大嘘である。
「気合いじゃあああ!!気合い入れろぉ!!
わしの筋肉が切れておるぞおおおお!!」
「勝てば家計が助かる・・・」
「ザビー様が望むなら!」
「勝テバハッピーガ待ッテマース!
愛ナド運動会中ハクソクラエデース!!」
気合い十分、待ったなし。
ここに勝利に飢えた(動機は不純)クラスが誕生した。
目指すは褒美、得るものは信者。
いざ、合戦。
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ザビーのネーミングセンスはいいのか悪いのか。
とりあえず。
小太郎の外伝はなかったことにしてください…。
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