反射。

正直になりたいとは思うけれど、その加減を難しいと思う事があります。例えば、現在私はおかげさまで元気で過ごしていますが、過去のトラウマのようなものが全く無いとは言えません。病を経験したが故に、無理の効かないこともあります。例えば、眠ることには敏感になりました。かつて不眠から体調を崩したので、眠れることを大事にしています。なるべく睡眠不足にならないように気をつけています。正直になりたい・・と言いましたが、身の回りの人（本当に親しい友達以外）にはかつての病気の事は話していません。私の中では、あの時点から第二の人生が始まったのかもしれないという位の転機です。ホントはその部分無しには今の生き方が説明しにくい所があります。なので、そこを隠していると言う事は何か奥歯にものの挟まったような感じがあります。言えればどんなに楽かなあと思いながらも、本当に全部話したら、引いてしまわれるのではないかという少し怖い気持ちも正直あります。

主人に話すと、「話して去って行く人がいれば、それは元々そういう関係でしかなかったんだよ」といってくれますが、やはりもともと自我の強い私にとっては勇気がいることです。先日もそういう場面がありました。それぞれの鏡が反射をしたような感じです。相手の鏡が光っているほど、どこか後ろめたいような気持ちになりました。このことは、これからの課題かもしれません。これからの時代に心に神様と共に生きるからには、どこも後ろめたい気持ちのないようになりたいと思いますが、勇気をだせるかどうか・・・少しずつでも頑張りたいと思います。