エドナとテオの結婚式

週末エドナとテオの結婚式出席のためモンクローバに行って来ました。

エドナは、私がメキシコに来て最初に働いていた会社の元同僚で、その当時私は通訳、彼女は保全部門で研修生として働いていました。
女性ながらに汗や汚れにまみれながら保全のスペアパーツ管理などを担当していたのですが、私が知り合ったときには彼女はまだ大学生でしたので、まだまだ子供っぽい可愛らしさがあり、妹のようでした。
私は工場全体の通訳でしたが、その当時保全員の出張者の方が多かったため、保全関係の仕事も多く、仕事でも保全のスタッフと関わりがありましたが、仕事が終わった後も日本人保全員の方たちがローカルの集まりに呼ばれるといつも私もセットで呼ばれ、私まで保全部門の一員になったような気分でした。

6ヶ月間くらいの実習期間でしたが、彼女の真面目で正確な仕事ぶりが買われ、実習生としての契約期間が切れた後、正社員として雇われました。
こうして彼女とは公私での付き合いが続き、私たちの結婚式にはアルバムのマドリーナになってくれ、素敵なオリジナルの手作りアルバムをプレゼントしてくれました。
もちろん私たちの結婚式には、恋人のテオと出席してくれました。

その後私が先にその会社を辞め、モンテレイで就職。その後すぐに彼女もモンクローバにある違う日系企業に転職。
その後もメールのやりとりを続け、去年彼女はモンテレイに仕事を見つけ移ってきましたが、お互い忙しく会えないまま。
今年に入り突然「結婚するので招待状を渡しに行きたい」と連絡が入り、やっとどうにか時間を合わせて再会できました。
もちろん結婚相手は、10年来の恋人のテオ。
久しぶりに会った二人は、以前よりもずっと大人っぽく落ち着いていていました。

招待状には、『No niño（子供出席不可）』と書かれていたので、今回は旦那と私だけ、息子は義父母と家で留守番でした。
実は、エドナのご両親と旦那の従姉夫婦（私のパドリーノス（代父母））が長年の友人ということで、従姉夫婦も呼ばれていたので、従姉夫婦と一緒に出席しました。
もちろん教会のミサからです。

彼女の顔立ちは少々ヨーロッパ系なので、教会でのエドナはまさにイギリスのお姫様の様・・・。
チューリップを素材にしたブーケや髪飾りで彼女の可憐さや清楚さがとても引き立っていました。
エドナとテオは教会の式中も始終笑顔いっぱいで、本当に幸せそうでした。

ミサの後、披露宴まで時間があったので、4人でハンバーガーを食べに行きました。正装でしたので少々場違いでしたが、気にせずお腹いっぱい食べました。
披露宴では何時に夕食が出てくるかわかりません。
食べられる時に食べておかなければ・・・。
その後従姉夫婦の家に寄り、従姉が着替えるのを待ち、披露宴会場へ向かいました。
ちなみに会場は『Fiesta Inn』というホテルで、メキシコに着いたばかりの時まだ住宅もなく、何週間か私が滞在していたホテルです。

10時頃、開始予定時間から1時間遅れてパーティーが始まりました。
新郎新婦入場、新郎新婦の踊り、新郎新婦とご両親の踊り、その後、出席者も加わって踊り出しました。
その日はうちの旦那かなり張り切っていて、いつもであれば少し様子を見てから踊り出すのですが、この日は最初からやる気満々でした。

メキシコの結婚式は踊りがメインで、新郎新婦も出席者も沢山踊るのですが、エドナとテオほど踊りまくっていた新郎新婦を見るのは初めてでした。
「若いなー」と思ったのですが、休むまもなくずっーと踊っていました。
特にエドナは疲れ知らずで生き生きと本当に楽しそうに踊っていて、見ている私も幸せな気分になり、つられてツイツイ頑張って踊ってしまっていました。
いつもより高いヒールを履いていたため、最後の方には足がすっかり痛くなり、普通に歩くのもやっとだったのですが・・・。
後で従姉も言っていたのですが、今回のバンドは疲れる踊り用の曲ばかり演奏していたそうで、私の足が耐え切れなかったのも無理もなかったようです。
まだまだ宴もたけなわだったのですが、午前2時半になっていたので、帰宅しました。

もちろん翌日には足の裏にマメ。。。
でも、思う存分踊ったので気分爽快。
それに、本当に素敵な結婚式で、私もとっても幸せな気持ちになりました。