太陽の国 メキシコで

メキシコでの生活、育児、仕事など、書き綴ります。

マンモグラフィー検査(乳房X線検査)

2011-12-03 | 私のこと

前回39歳で初めて乳がん検診(マンモグラフィー検査とエコーによる精密検査)を行なってから、2年近く経っていましたので、そろそろ乳がん検診に行かなければと思いながらも延び延びになっていましたが、1118日にやっと行ってきました。

 

前回は、婦人科の先生の勧めで、市内でも有名な私立の産婦人科病院にて、初めて乳がん検診を受けました。

普通は35歳過ぎたら2年おきくらいに行い、40歳を過ぎたら毎年受けるものだそうで、ずっと放っておいたことに先生かなり驚いていました。

マンモグラフィー検査は900ペソ(約5000円)で、エコー検査は600ペソ(約3400円)でした。

私立で高いお金を払っただけあって土曜日に予約なしで、ほとんど待ち時間なしですぐに対応してもらえました。

 

今回も同じ病院で受けるつもりでしたが、実はたまたまうちの旦那がテレビで、『(私たちの住む街)アポダカに政府機関の新しい医療センターが開設されそこで無料でマンモグラフィー検査を受けられる』というニュースを見て私に話してくれたため、『無料』という言葉についつい惹かれて、調べてみることにしました。

 

医療センターの場所も名前もわかりませんでしたので、インターネットで色々検索してやっと名前と場所はわかりましたが、電話番号が見つかりません。

仕方が無いので、アポダカ市内にある医療センターやモンテレイ市内の医療センター数箇所に電話をかけて、やっとお目当ての医療センターの電話番号をゲットしました。

 

早速そちらに電話をしてみた所、電話で予約が取れるということで、2週間後に予約を入れてくれました。

しかし、その前に地元の医療センターで乳房触診をしてもらって、その診断書を当日持参しなければならないということでした。

比較的近い医療センターを調べて、確認しようと電話番号を聞いたのですが、小さな医療センターには電話は無いとのこと。直接行くしかありません。

早速行って見た所なんと触診できる看護婦さんが休暇中で2週間出勤しないとのこと・・・それでは、予約に間に合いません。

折角会社に外出をお願いしてわざわざ行ったのに。。。

その日はそれ以上外出していられませんでしたので、断念して会社へ。

 

数日後、自宅近くの医療センターを見つけたので、会社を少し早目に早退させてもらって、4時前に到着。

場所もよく見つからず、近所の方に質問すると「もう閉まっているよ~。」とか「もう閉鎖されてると思うよ~。」とか。

結局やっていませんでした。

電話で確認できれば無駄足にならないのですが、どこの医療センターも電話が無く、無駄足ばかりでイライラも最高潮に。

帰宅後、旦那にグチグチと愚痴を言うと、「じゃ、1500ペソ払って私立の病院に行けば~。」と一言。。。

そうなんだけど、ここまできたら、やり遂げたい。。。

1500ペソも浮かせたい。。。

 

再度問い合わせをして、会社の近くにもう1つ医療センターがあることをつきとめましたので、マンモグラフィー検査の予約日の前日になんとか行ってきました。3度目の正直で、やっと触診をしてもらえ無事診断書をもらえました。

これでやっと検査が受けられます。

 

当日外出許可をもらって、アポダカの外れの行ったこともない地域に向かいました。

案の定途中で道に迷ってしまい、8回ほど道行く人に教えてもらって、やっと目指す医療センターに到着。

(ちなみにどの医療センターも小さな建物で、奥まった所にあって、地元の知る人しか知らない存在です。)

そして、到着を連絡してあるにもかかわらず、そこで待つこと40分。

予約していてこんなに待つってどういうこと???

こういう時はメキシコでは黙って待っていてはいけないのです。

窓口兼薬局に行って訴えた所、なんと担当者は休憩を取っていたようです。

もっと早く言いに行けばよかった。。。

 

やっと対応してもらえ、検査自体は20分くらいで終わりました。

さすが政府機関の悪くて遅い対応です。。。結果は1ヵ月後にまたそこまで取りに行かなければなりません。

仕方がありません。結局、『お金』を取るか、『時間・サービス』を取るかのどちらかです。

「タダより高い物はなし」ということでしょうか。。。

ですが、年末日本行きもある上に、日本へのお土産、旦那の家族へのクリスマスプレゼント、息子の誕生日プレゼントとパーティーの準備、Almeraの保険料の支払い、年始には自動車税の支払いなどなど、出費の多いこの時期。

ペソが弱いためいくら旅費を貯めても、日本円に替えるとびっくりするほど減ってしまい、眩暈がします。。。

そんな状況ですから、やっぱりできるならば、1500ペソ節約したいわけです。

 

ところで、40歳過ぎましたのでこれからも毎年受けようと思いますが、来年は、私立の病院でしっかり検査をしてもらい、その1年後はまた医療センターで無料で検査、と1年おきに交互に受けようと思います。

これで、少しですが経費削減です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。