家族のうた 感想

このドラマについては、これまで２回だけブログ内で感想を書いています。
　・4/19　「スープカレー」と「家族のうた」　第１話　（こちら）
　・５/３　2012春ドラマ　序盤戦　雑感　（こちら）

第５話までは放送日の翌日位には視聴をしていたのですが、第６話～第８話（最終話）は録画を溜めてしまい、先日まとめて視聴しました。
ごめんなさい、ちょっと私の中での優先順位が下がっちゃっただけなんですけどね。

それで、遅ればせながら、全体の感想を書きます。

悪いドラマでは無かったんですよ。
　血は繋がっていなくても家族。
　血が繋がっていても中々受け入れることができない家族。
そういったことが描かれていて、ジーンとすることも多々ありました。
主人公・正義（オダギリジョー）も、最後は良い笑顔になっていましたよね、言葉遣いは相変わらず荒いけど。

なので、打ち切りにならなかったら、本当はどんなストーリーが用意されていたのかなぁ～、と思いました。
また、Ｔ●Ｓにイチャモン？（「パパはニュースキャスター」のパクリだ）をつけられる前の企画は、どんな感じだったのかなぁ～と。
明らかに後半の数話は、急展開すぎたので。
正義が急に心変わりをしたような感があったので。
正義は、父親の自覚が芽生えるにつれて、ロッカーとしての魅力も出てきて復活するのかな？と思っていたのだけど、そこまでは描かなかったのは、当初の企画からそうだったんだろうか？

・・・という雑念が入ってしまうので、やっぱり打ち切りはダメだよ。
ロックに免じて（←セリフによくあった）、貫いてほしかったです。

でもまぁ、ちょっと日曜９時っていうドラマではなかったかも、とは思います。
ロック好きじゃないと、やっぱり分からない世界もあったのでは？（私もロックはあまり分からない）
言葉遣いも汚いから、そういうのを敬遠する家庭もあるだろうし。

あとは、ちょっと全体的に地味だったかなぁ。
「キース」の名ゼリフを言う時に、なにかもっと決めポーズをするとか、音楽をジャジャーンと入れるとか、もう少し派手にしても良かったかなぁ、と。
子役の３人も、もうちょっと「可愛い～♪」っていう場面を入れてあげた方が良かったかなぁ、と。
トータス松本さんの役、落ち着き過ぎていて勿体なかったなぁ、と。
なんか、ちょっと淡々と過ぎていった感がありました。
何かインパクトを入れた方が良かったのでは？（オダジョーさんの容姿は、十分インパクトはありましたが　笑）

主題歌、良かったですね♪
今クールのドラマで、一番耳に残った主題歌はこれだったかも。
ギターのメロディラインは重いんだけど、声は伸びやかでテンポが良く。
そして、最終話で正義が歌ったのも良かったなぁ。
それを見るマネージャー・三木の姿もあって。

正義のことを変えたのは、子供達（＋ヒデじぃ）の存在もあるけど、三木のことも大きかったですよね。
最後は三木から巣立って・・・。
正義と三木のコンビ感は、とても良くて好きでした。


そんな感じで、「まずまず」の作品でした。
ざっくりとした感想でゴメンナサイ