第4話 「温泉旅館を立て直せ 後継者探しは壮絶親子バトルへ!」
旅館・松葉楼を三男・三郎(金井勇太)辺りが継ぐのだろうな~と思ったけど、
あの強欲な主人・松原善三(伊武雅刀)をどう導いていくのだろう?とドキドキしながら観ていました。
途中で「株式会社にしている」「子供たちが役員で株式を持っている」というワードがあったので、株主絡みで何かあると思いましたが、奥さんである女将・瑞江(立石涼子)が そう出るとは!
善三はバブル時代に借金をしたり、女遊びもしていたそうだから、瑞江がダンナを裏切る方を取ったのは当たり前かもしれませんね
瑞江は、長男と次男を帰り際に抱きしめていたけど、息子たちに会えないのをずっと我慢していたのでしょうね。
息子たちも、お母さんや旅館は大好きだけど、お父さんのことは大嫌い、ということで
黒澤和樹(江口洋介)の父親は銀行の元支店長で、不正融資で捕まっていたのですね。
今回の旅館・松葉楼は、黒澤自身の家族での思い出の旅館でもあったようで。
今回の結末は、黒澤自身の、これ以上旅館の拡張などをせずに昔ながらの趣を残してもらいたい、という気持ちもあったのかもしれないですね。
善三へ「人間いくつになろうと、どこに行こうと、思い出が無くなるってのは寂しいもんですよ」と言っていましたし。
結果的に、黒澤と息子さんたちと思いが一致したのでしょうか?
それとも、息子&瑞江が その気になるように、懸命にそそのかしたのでしょうか!?
灰谷哲也(杉本哲太)は、黒澤が時々採算を考えずに割に合わない仕事を受けてのめり込むことがある、と言っていましたが、まだまだ黒澤は謎が多いですね。
黒澤がネクタイをしないのは、父親が一日中ネクタイをしていた反動で嫌いになったからと自分で言っていましたが、眞城昭(平山浩行)は他に違う理由を知っていそうな??
今回は、外資による老舗旅館の大規模リニューアルについても描かれていましたが、「サービスのプロをオペレーターとして契約し、オーナーは不動産を所有するだけ」という形態があるのですね。
黒澤は、そういった外部からの力について
「やろうとしているのはバブル時代の再現。
採算がとれるとは思わない。
外資はシビアですよ。
自分たちのフィーが稼げれば、計画などどうでもいい」
などと言っていましたが、実際の所どうなのでしょうかね?
確かに実際に そういうホテルが増えてきているように思い、私もそういうホテルを目新しいなと思って時々利用するので、少し気になりながら観ていました。
今はインバウンド需要等もあるけど、5年後10年後に状況が変わってきた時にどうなっていくのか、少し心配です。
あとは、高齢になっても経営にしがみつく人たちへの皮肉の言葉もありましたね。
「楽しいですよね、事業ってヤツは。
男にとっては永遠に壊れないオモチャのようなものだ、いつまでも遊んでいたくなる。
大企業の経営者を見てもそうでしょう、会長だ何だって、いつまでも会社に居座る。
自分の力を誇示したがる、自分が老害だとも気づかずに。
でも、次の世代にバトンを渡すことも大切な事じゃないですか?」
「いい時代だったんですよ、あなたたちの時代は。
失敗しても次がある。
でも、今はない。
それは度胸の問題じゃない。
それに、こんな時代にしたのは、時代の良さを自分たちの力量と勘違いして、そこから抜け出せないあなたたちだ」
・・・中には老害ではなく、ご高齢でも時代感覚に優れていて能力に溢れている人もいるとは思いますが
、
なるほどな~と思いながら聞いていました。
毎回違ったヘッドハントを知ることが出来るし、時事的なものも盛り込んであるので、このドラマが今期で一番面白く観ています
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話
※公式HP(こちら)
旅館・松葉楼を三男・三郎(金井勇太)辺りが継ぐのだろうな~と思ったけど、
あの強欲な主人・松原善三(伊武雅刀)をどう導いていくのだろう?とドキドキしながら観ていました。
途中で「株式会社にしている」「子供たちが役員で株式を持っている」というワードがあったので、株主絡みで何かあると思いましたが、奥さんである女将・瑞江(立石涼子)が そう出るとは!
善三はバブル時代に借金をしたり、女遊びもしていたそうだから、瑞江がダンナを裏切る方を取ったのは当たり前かもしれませんね

瑞江は、長男と次男を帰り際に抱きしめていたけど、息子たちに会えないのをずっと我慢していたのでしょうね。
息子たちも、お母さんや旅館は大好きだけど、お父さんのことは大嫌い、ということで

黒澤和樹(江口洋介)の父親は銀行の元支店長で、不正融資で捕まっていたのですね。
今回の旅館・松葉楼は、黒澤自身の家族での思い出の旅館でもあったようで。
今回の結末は、黒澤自身の、これ以上旅館の拡張などをせずに昔ながらの趣を残してもらいたい、という気持ちもあったのかもしれないですね。
善三へ「人間いくつになろうと、どこに行こうと、思い出が無くなるってのは寂しいもんですよ」と言っていましたし。
結果的に、黒澤と息子さんたちと思いが一致したのでしょうか?
それとも、息子&瑞江が その気になるように、懸命にそそのかしたのでしょうか!?
灰谷哲也(杉本哲太)は、黒澤が時々採算を考えずに割に合わない仕事を受けてのめり込むことがある、と言っていましたが、まだまだ黒澤は謎が多いですね。
黒澤がネクタイをしないのは、父親が一日中ネクタイをしていた反動で嫌いになったからと自分で言っていましたが、眞城昭(平山浩行)は他に違う理由を知っていそうな??
今回は、外資による老舗旅館の大規模リニューアルについても描かれていましたが、「サービスのプロをオペレーターとして契約し、オーナーは不動産を所有するだけ」という形態があるのですね。
黒澤は、そういった外部からの力について
「やろうとしているのはバブル時代の再現。
採算がとれるとは思わない。
外資はシビアですよ。
自分たちのフィーが稼げれば、計画などどうでもいい」
などと言っていましたが、実際の所どうなのでしょうかね?
確かに実際に そういうホテルが増えてきているように思い、私もそういうホテルを目新しいなと思って時々利用するので、少し気になりながら観ていました。
今はインバウンド需要等もあるけど、5年後10年後に状況が変わってきた時にどうなっていくのか、少し心配です。
あとは、高齢になっても経営にしがみつく人たちへの皮肉の言葉もありましたね。
「楽しいですよね、事業ってヤツは。
男にとっては永遠に壊れないオモチャのようなものだ、いつまでも遊んでいたくなる。
大企業の経営者を見てもそうでしょう、会長だ何だって、いつまでも会社に居座る。
自分の力を誇示したがる、自分が老害だとも気づかずに。
でも、次の世代にバトンを渡すことも大切な事じゃないですか?」
「いい時代だったんですよ、あなたたちの時代は。
失敗しても次がある。
でも、今はない。
それは度胸の問題じゃない。
それに、こんな時代にしたのは、時代の良さを自分たちの力量と勘違いして、そこから抜け出せないあなたたちだ」
・・・中には老害ではなく、ご高齢でも時代感覚に優れていて能力に溢れている人もいるとは思いますが

なるほどな~と思いながら聞いていました。
毎回違ったヘッドハントを知ることが出来るし、時事的なものも盛り込んであるので、このドラマが今期で一番面白く観ています

※これまでの感想
第1話 第2話 第3話
※公式HP(こちら)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます