emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

ラブレボリューション 第11話

2012-07-13 14:23:29 | naohito過去ドラマ
第11話 「恋のあやまち」

「無理しない方がいいですよ。無理すると、余計忘れられなくなる・・・」
恭子をベットに寝かせた矢吹だったが、恭子にそう言って帰らせる。

一方、翌朝真理子は、須賀のベットの上で目を覚ますが、何も覚えていない。
須賀は「女の人にあんなこと言われて、一人にできる訳無いでしょ」と言って、先に出掛けて行く。
(写真1)

恭子は、先日亜紀子から渡された、ワシントンでの須賀と亜紀子のツーショット写真の中央部分を破いていた。
そこに真理子が、須賀との昨晩の一件のことで相談しに来る。
しかし、須賀と亜紀子の間を破いたツーショット写真を見つけた真理子は、恭子がまだ須賀への想いを持っていることを悟り、相談もそこそこに慌てて帰ってしまう。

恭子は思い立って、日米首脳会談のプレスセンターがある会場へ行く。
須賀の姿を見つけるものの、須賀は女性記者に囲まれていた。
(写真2)
恭子の姿を見つけた須賀は「どうしたの?僕に用なんじゃないの?」と声を掛ける。
恭「・・・真理ちゃんと何かあったの?」
須「えっ?」
恭「亜紀子さんと付き合っているのに、真理ちゃんと二人でお酒飲んで、今度はまた別の女の人に思わせぶりな言葉や態度?
 あなたって一体どうなってるの?」
須「僕から近づいている訳じゃないよ」
恭「だったら何してもいいの?」
須「何もしてないって。
 真理子さんとも、亜紀子さんとも・・・」
恭「!」
須「何かしたって無駄だしね。
 彼女たちは、僕のほしい情報を何も持っていないからね」
(写真3)
恭「何言ってるの?」
須「そうか・・・もしかしたら君は知らないんだね。
 僕は、ずっとそうやって仕事してきたんだよ」
恭「そうやってって・・・」

そこへ野党議員秘書・さゆりがやってくる。
さ「なんだ、やっぱり知りたいことがあって呼び出したのね」
須「(さゆりに向かって)やぁ!」
さ「(恭子に向かって)こんにちは。
 片桐先生の事件、調べているんですって?」
須「うん」
さ「秘書が罪を被らされたとか。
 相変わらずそういう不正には敏感なのね。
 情報がほしいだけって分かってても、須賀君に誘われると断れないのよね」
恭子を見る須賀。
(写真4)
恭子は無言で立ち去る。
「あれでいいんでしょ?彼女の事、わざと傷つけたかったんでしょ」というさゆりに須賀は答えず、別な話をする。
さゆりは「ねぇ、ああやって突き放すのって、向こうの気持ちより自分の気持ちを断ち切るためなんじゃない?」と言うが、須賀は「インタビューは『する』方専門なんだけど」と言って去っていく。
(写真5)

吉田の事件を調べる須賀。
(写真6)
状況証拠だけだが、吉田ではなくもう一人の秘書・清水が収賄を行っていたということを、片桐健三代議士に伝える。
(写真7)
清水を問い詰めようとする片桐だったが、清水はシラを切って自ら辞めていく。
一方須賀は、「小物秘書のネタは追うな」と、上司に取材を止めるように言われる。
(写真8)

須賀の会社に、矢吹が来る。
(写真9)
「俺、須賀さんみたいな変なプライド持ってないから。ややこしいんですよ、須賀さんは。だから恭子さんはいつも翻弄されて疲れていたんですよ」と言う矢吹。
須「君が癒してあげればいいじゃない」
矢「ホントは姉貴とも何ともないんでしょ?」
須「・・・」
矢「恭子さんのこと、俺に持っていかれたなんて認めたくないから、自分が譲ったみたいな顔したいだけなんでしょ」
須「ねぇ、矢吹君。何しに来たの?」
矢「一番やりたかった舞台の仕事、決まるかもしれないんです」
須「君の嫌いな、商業的なテレビやCMやアイドル映画じゃない、ってことか」
矢「本当にそれが決まったら俺、恭子さんにプロポーズします」
(写真10)
須「・・・」
矢「俺となら恭子さん、仕事も、結婚も、両方手に入れられる。
 俺の詰めの甘いのは、一番やりたい仕事が出来ていなかったからなんです。
 突っ走るだけでも、仕事も女も両方手に入れられるってとこ、見せてやりますよ」
須「矢吹君・・・」
矢「何ですか?」
須「君って案外、嫌なヤツだな」
矢「光栄です」
そう言って、矢吹は去っていく。
(写真11)

亜紀子は、吉田の勤めるお好み焼き屋に行って、「事務所に戻ってきなさい」と告げる。
事務所に戻った吉田。
亜紀子は、片桐の後継者になることを宣言する。
そして、恭子の診察を受けに行く片桐に、亜紀子は伝言を頼む。
それは「自分は須賀君とは何でもない。浅丘先生には思わせぶりな態度を取ってしまって申し訳なかった」と謝っているというものだった。
「片桐先生も、大事なお嬢様が須賀さんなんかと何も無くて、良かったじゃありませんか」という恭子。
片「須賀君の中学時代の事件のこと、ご存知ですか?」
恭「お父さんが、上司の不祥事を被らされたことですか?」
片「その上司が、須賀君の母親と不倫の関係にあったことは?」
恭「えっ!?」
片「政治家ってのは用心深くてね、担当記者のことを根掘り葉掘り調べては、牽制するもんなんですよ。
 特に須賀君のことは、真剣に亜紀子の婿にと考えたこともあってね。
 記者になってからの女性関係は随分派手だったようだが、ほとんどが情報を得るための関係ですがね」
恭「そこまで分かっていても、亜紀子さんと結婚させたいって思われたのですか?」
片「いや私も、母親の愛情には恵まれなかった方でね。
 だから、そういう生い立ちの男が、ああなるのは良く分かります。
 それにあのルックスだ、ほっといても女性の方が勝手に寄ってくる。
 その女性たちの望むようにしてやることに、何の罪悪感もない。
 ましてやそれが、正義の報道に繋がることとなれば、なおさらのことと言えるしね。
 中学時代の事件のせいで、世の中に対する正義感と女性に対する不信感がこう・・・奇妙に同居してしまってね、ややこしい男なんですよ」

須賀が仕事を終えてホテルに戻ると、真理子がロビーで待っていた。
昨晩の一件(何もなかった)のことを須賀から聞いてホッとする真理子は、須賀に「恭子さん、まだ須賀ちゃんの事忘れてない」と伝える。
(写真12)

恭子の勤める東山病院で医療ミスが起こるが、病院は医師のミスなのに看護婦に責任を負わせて隠ぺいする。
怒った恭子は、須賀の部屋に電話をする。
「お願いがあるの。あなたしか頼れる人がいないの」と言うので、須賀は恭子をホテルに呼び、部屋に入れる。
(写真13)
「東山病院の医療過誤?」と、恭子はまだ何も話していないのに、須賀は目的を言い当てる。
「相変わらず君の悩みは、仕事中心なんだな」と言う須賀に、恭子は病院の隠ぺいの事実をニュースで取り上げてほしい、とお願いする。
恭子の飲んだグラスのお酒を飲んで「間接キス」とおどける須賀に、恭子は怒る。
須「キスなんか飽きる位したでしょ」
恭「飽きてたの!?」
須「えぇ?」
恭「もう!あなたといると真面目な話ができない!」
須「ごめんね」
(写真14)
恭「行きましょう、テレビジャパン。早い方が良いでしょ?」
須「証拠や証言をもっと集めた方がいい」
恭「あたしがいれば十分でしょ?」
須「えぇ!?」
恭「実名出しても構わない。顔出してもいいから、私に証言させて」
須「恭子さん・・・」
恭「行きましょう」

タクシーでテレビジャパンに着く二人。
しかし須賀は、会社と反対方向を歩き始める。
須「やっぱり止めよう」
恭「えぇ!?」
須「止めた方がいい」
恭「何言ってるの!須賀さん!!ちゃんと説明して!」
須「・・・無駄じゃないか」
恭「無駄?」
須「全部無駄になるじゃないか」
恭「無駄って何が?・・・須賀さん!」
須「そんなことしたら、君は病院に居られなくなるんだよ。
 仕事を失うんだよ」
恭「そんなこと・・・」
須「構わないって言うの!?
 それじゃあ、一年前の僕たちの別れ、何だったんだよ!
 ・・・あんな思いをして別れたって言うのに、何もかも無くしても平気だって言うの?
 それじゃあ、一体何のために僕は・・・」
(写真15)
恭「あなたがそんなことを言うとは思わなかった。
 須賀さんのジャーナリストとしての野心は?プライドは?正義感はどこに行ったのよ?」
須「どうでもいいでしょ」
恭「そんなこといい訳ないじゃない!
 どんな手を使ってもスクープをモノにしたい、国民の知る権利を尊重して正しいことを報道したい・・・それがあなたって人じゃなかったの?」
須「・・・」
恭「どうして分かってくれないの?」
須「分からないのは君だろ?
 僕は、仕事を無くしたり、博士号を諦めたりする君を見たくなくて、それで一人でワシントンに行ったんだよ!
 それを君は、僕に君から仕事を奪えって言うの?
 僕のこの手で、仕事を奪えって言うの?
 ・・・できるわけないだろ。
 君の仕事の邪魔になるようなことは、スクープだろうと正しい報道どうだろうと、したくないんだ」
恭「そんなこと・・・そんなこと言ったって、私だって・・・
 私だって、初めはあなたのこと、いい加減な人だって思ってた。
 でも本当はそうじゃなくて・・・そうじゃなくて、色んな事背負っても、それ見せないで涼しい顔で、正しい事のために弱い立場の人のために走り回っている・・・あなたはそういう人だって分かった。
 だから、私なんかのために、そんなつまらないことで、その信念曲げてほしくないの」
須「つまらないことじゃないよ!」
恭「つまらないことよ!」
須「どうしてそんなに頑ななんだよ!」
恭「それはあなたでしょ?」
須「君ほどじゃない!」
恭「私は、あなたのためを思って・・・」
須「僕ほどじゃないさ!」
(写真16)
恭「!」
須「恭子さん・・・君に出会えさえしなければ、僕は・・・君の望む通り、野心とプライドと正義感に忠実なジャーナリストでいられたんだ・・・
 それが・・・」
(写真17)
須賀は、恭子を残して去っていき。。。 

______________________

うぉーーー!ついに須賀ちゃんが恭子さんに本心を話したー!!
まさか須賀ちゃんの口から「君の仕事の邪魔になるようなことは、スクープだろうと正しい報道どうだろうと、したくないんだ」なんて言うとは!
でもね、恭子さん以外はみんな分かっていたよ~、前回の感想で書いたけど、須賀ちゃんの顔が「憑き物が取れたよう」な顔をしていたから。
憂う表情が多くなっていたから。
でも、それだけに、写真6~8の仕事モードの顔は一層カッコいい

写真1みたいに、あんな笑顔で「一人にできる訳無いでしょ」なんて言われたら、そりゃあ真理子も誤解しますよね
ほんと罪作りな男、というか、誤解されやすい男だ

写真2辺りでの「僕から近づいている訳じゃないよ」という発言は、本当にクゥー!!(バンバンバン←太ももを叩いてみた)という感じ(笑)
さゆりも良い感じで、また登場しましたね。
そして、良いことを言うんだ、これがまた・・・

片桐家は、父・娘・息子揃って、恭子&須賀ちゃんの応援団になった?
まぁ、まだ息子の方は応援はしていないけど、変に須賀ちゃんを焚きつけて、須賀ちゃんの起爆剤になっているような(笑)
片桐パパの
「それにあのルックスだ、ほっといても女性の方が勝手に寄ってくる。
 その女性たちの望むようにしてやることに、何の罪悪感もない」
「ややこしい男なんですよ」
というセリフが、まさにその通りで(笑)
でも、こんなセリフを入れられた須賀ちゃんを演じている直人さんは、当時すごくプレッシャーだったんでしょうね~
(今の大河「平清盛」の時も、容姿端麗と言う役どころが「とてもリスキーだ」と言っていましたよね)
でも、しっかり容姿端麗に見えていますよ!!

最終回を前に、また盛り上がってきました(笑)
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