第1話 「僧侶であり救急医!型破りな男が命と心を救う!」
リアルタイムで観ていたのですが、週末に忙しかったり、頭痛があったり、皮膚トラブルで病院に行ったりなどで、書きそびれていました
なかなか面白かったというか良かったと思うのですが、たくさん重い患者さんが出てきたり、何人も亡くなっているので、そういう中で「面白い」と書くのには複雑なものがあるのですが、斬新な設定の医師の話で、とても興味深かったです。
主人公・松本照円(照之)(伊藤英明)は、救命救急医であり、僧侶で、チャプレン(臨床宗教師/医療機関などで心のケアをする宗教者)もしているのですね。
そして、お坊さんだからお経と説法で患者さんに安らぎを与える「正しい人」なのかと思いきや、水着のお姉ちゃんがいると目が離せなくなったり、男性誌の袋とじを楽しみにしていたりするなど、煩悩にまみれている「普通の人」だったので、少し親近感が持てました。
そして、人が食べようとしていたカツ丼を奪ったり、お腹空いてると噛んじゃったりw
とはいえ、医師免許は持っているし、お坊さんとしての修行を積んでいるなど、かなりのハイスペックな超人なのですけどね。
小学生の時に、一緒に釣りにいった友達が目の前で溺れて、カナヅチだったので助けられなくて死なせてしまい、その経験から水泳を学んで中学生の時に全国制覇、そして医師&僧侶に
努力して、どんなに大変なことでもやり遂げる、ものすごくストイックな人でもあるのかな?
私には到底真似できません
初回は、多くの患者が一度に運ばれて、重症患者が多い上に背景が複雑な人が多くて、観ていてなかなか頭の整理が追い付かなかったです
特に中学生の男の子・谷村将太(大西利空)の家庭環境が複雑すぎて、すぐには理解できませんでした
交通事故で患者6名が一気に運ばれてくるとのことで、病院内にスタッドコールがかかり、他科へ応援要請
妊婦、足を切断する必要のある男性、脾臓損傷の女性・・・
その上、薬物中毒の疑いもあったり、不倫中の事故だと取り乱す患者の家族がいたり・・・
そんな中、松本は
「心配するな!万が一の時は極楽浄土へ送ってやる!」と患者に言って励まし(?)たり、
将太が意識不明の母・容子(hitomi)が不倫していたと思い込み「俺たちを捨てた罰が当たったんだ!死ねばいい!」と言い放ったら「冗談でもそんなこと言うな!ごめん…罰とはいうのはさ、違うだろう?確かにお釈迦様は、この世の全てに因果があるっておっしゃった。君がここにいるのは、お母さんがいるからだろう?」と諭したり、
不倫の最中に死んだと思われる男性の妻に「善人なおもって往生をとぐ。いわんや悪人をや。罪深い人ほど救わる必要があります。心配いりません、お釈迦様はどんな人でも浄土へ導いてくださいます」と声を掛けると「どうせなら生きている人間の方を救ってほしいですよ」と言われたり・・・
お坊さんの言葉は、葬儀や法事で聞いたら「なるほど…」と思うことも多いのですが、医療の現場ではなかなか馴染まないのね~と妙に納得しながら観ていました。
容子は脳死状態となり、松本は将太に「君が決めたんなら、母ちゃん絶対納得するよ」と言って、13歳の少年に母親の臓器提供をするかしないかを決めさせようとして、医師・三宅涼子(中谷美紀)から
「響かない、鬱陶しい、仏の押し売り!私たちはあくまでも医者!責任持てないのに彼らの人生に深入りするのは、ただの無責任よ!」
と怒られてしまうけど、
将太はそのことで容子が自分たちを愛してくれていたことを思い出せて、危篤になった時に「ごめんね、ありがとうって言えなくてゴメン、母ちゃん…母ちゃん…ありがとう」と声を掛けることができて、まだ温かい手を兄弟で握ることができて・・・。
そして、今後両親がいない中どう生きていくかという将太に
「良かったな。自分の行く道を、13で決められる自由を手に入れた。お釈迦様は12の年で世の無常を知ったけど、29歳まで出家できなかった。なのに将太は13で選べるんだ。自分で因果を作れるんだ」と声を掛け、
「・・・全然分かんない!」と言われるものの、
「大人になる必要なんかないよ。子供が子供として決めればいいんじゃないの?」
と話すと、将太はじっくり考えて、
「大人になったらまた考えます。今はまだ子供でいたいから、母ちゃんの。もっとずっと母ちゃんの子供でいたかった。死んでもずっと母ちゃんの子供だけど」ということで、籍はそのままにして児童福祉施設に行くことに。
複雑な家庭事情でしたが、お坊さんのような達観した考え方を取り入れると、違う面が見えてくることがあるのかもしれませんね。
どれが正解だか分からない問題でしたが、こういう考え方もあるのだな~と感心しながら観ていました。
松本は、理事長・澁沢和歌子(余貴美子)がスカウトしてきたのですね。
「仏様は生きている人間の中にもいる…昔あなたのお師匠さんにも聞いた気がするんですがね」と澁沢は松本に声を掛けていましたが、松本がいたお寺によく通っているということなのでしょうか?
そんな澁沢は、清明医大から厚労大臣の推薦で医師・濱田達哉(ムロツヨシ)を心臓外科に。
心臓外科を看板するようにと託していましたが、何か裏の思惑があるのでしょうか?
濱田は、技術はあるようで、マスコミ受けも良さそうだけど、何やら一物ある感じなのでしょうか?
そして、松本は覚えていないけど濱田と13年前に接点があったようで・・・。
交通事故現場で頚髄損傷の疑いのある人を助けた時のようですが、遺恨があるのでしょうか?
松本の良き理解者である掃除のオバチャン(宮崎美子)。
お布施として男性誌の袋とじをw
宮崎美子さんが、こういう役どころを面白おかしく演じていらっしゃって、ビックリしました。
最後のナレーションで松本は
「人は皆死ぬ。生と死は表裏一体。死は恐るるに足らず。なれど、僕に助けない勇気はない」
と言っていましたが、
そんな生と死の境界で働く松本がこれからどんな行動をして言葉を発していくのか、これからも楽しみに観ていきたいと思っています!
毎週感想を書くことができるかは分かりませんが、今のところは書ければいいなぁ~といった感じです。
←web拍手です。
※公式HP(こちら)
リアルタイムで観ていたのですが、週末に忙しかったり、頭痛があったり、皮膚トラブルで病院に行ったりなどで、書きそびれていました
なかなか面白かったというか良かったと思うのですが、たくさん重い患者さんが出てきたり、何人も亡くなっているので、そういう中で「面白い」と書くのには複雑なものがあるのですが、斬新な設定の医師の話で、とても興味深かったです。
主人公・松本照円(照之)(伊藤英明)は、救命救急医であり、僧侶で、チャプレン(臨床宗教師/医療機関などで心のケアをする宗教者)もしているのですね。
そして、お坊さんだからお経と説法で患者さんに安らぎを与える「正しい人」なのかと思いきや、水着のお姉ちゃんがいると目が離せなくなったり、男性誌の袋とじを楽しみにしていたりするなど、煩悩にまみれている「普通の人」だったので、少し親近感が持てました。
そして、人が食べようとしていたカツ丼を奪ったり、お腹空いてると噛んじゃったりw
とはいえ、医師免許は持っているし、お坊さんとしての修行を積んでいるなど、かなりのハイスペックな超人なのですけどね。
小学生の時に、一緒に釣りにいった友達が目の前で溺れて、カナヅチだったので助けられなくて死なせてしまい、その経験から水泳を学んで中学生の時に全国制覇、そして医師&僧侶に
努力して、どんなに大変なことでもやり遂げる、ものすごくストイックな人でもあるのかな?
私には到底真似できません
初回は、多くの患者が一度に運ばれて、重症患者が多い上に背景が複雑な人が多くて、観ていてなかなか頭の整理が追い付かなかったです
特に中学生の男の子・谷村将太(大西利空)の家庭環境が複雑すぎて、すぐには理解できませんでした
交通事故で患者6名が一気に運ばれてくるとのことで、病院内にスタッドコールがかかり、他科へ応援要請
妊婦、足を切断する必要のある男性、脾臓損傷の女性・・・
その上、薬物中毒の疑いもあったり、不倫中の事故だと取り乱す患者の家族がいたり・・・
そんな中、松本は
「心配するな!万が一の時は極楽浄土へ送ってやる!」と患者に言って励まし(?)たり、
将太が意識不明の母・容子(hitomi)が不倫していたと思い込み「俺たちを捨てた罰が当たったんだ!死ねばいい!」と言い放ったら「冗談でもそんなこと言うな!ごめん…罰とはいうのはさ、違うだろう?確かにお釈迦様は、この世の全てに因果があるっておっしゃった。君がここにいるのは、お母さんがいるからだろう?」と諭したり、
不倫の最中に死んだと思われる男性の妻に「善人なおもって往生をとぐ。いわんや悪人をや。罪深い人ほど救わる必要があります。心配いりません、お釈迦様はどんな人でも浄土へ導いてくださいます」と声を掛けると「どうせなら生きている人間の方を救ってほしいですよ」と言われたり・・・
お坊さんの言葉は、葬儀や法事で聞いたら「なるほど…」と思うことも多いのですが、医療の現場ではなかなか馴染まないのね~と妙に納得しながら観ていました。
容子は脳死状態となり、松本は将太に「君が決めたんなら、母ちゃん絶対納得するよ」と言って、13歳の少年に母親の臓器提供をするかしないかを決めさせようとして、医師・三宅涼子(中谷美紀)から
「響かない、鬱陶しい、仏の押し売り!私たちはあくまでも医者!責任持てないのに彼らの人生に深入りするのは、ただの無責任よ!」
と怒られてしまうけど、
将太はそのことで容子が自分たちを愛してくれていたことを思い出せて、危篤になった時に「ごめんね、ありがとうって言えなくてゴメン、母ちゃん…母ちゃん…ありがとう」と声を掛けることができて、まだ温かい手を兄弟で握ることができて・・・。
そして、今後両親がいない中どう生きていくかという将太に
「良かったな。自分の行く道を、13で決められる自由を手に入れた。お釈迦様は12の年で世の無常を知ったけど、29歳まで出家できなかった。なのに将太は13で選べるんだ。自分で因果を作れるんだ」と声を掛け、
「・・・全然分かんない!」と言われるものの、
「大人になる必要なんかないよ。子供が子供として決めればいいんじゃないの?」
と話すと、将太はじっくり考えて、
「大人になったらまた考えます。今はまだ子供でいたいから、母ちゃんの。もっとずっと母ちゃんの子供でいたかった。死んでもずっと母ちゃんの子供だけど」ということで、籍はそのままにして児童福祉施設に行くことに。
複雑な家庭事情でしたが、お坊さんのような達観した考え方を取り入れると、違う面が見えてくることがあるのかもしれませんね。
どれが正解だか分からない問題でしたが、こういう考え方もあるのだな~と感心しながら観ていました。
松本は、理事長・澁沢和歌子(余貴美子)がスカウトしてきたのですね。
「仏様は生きている人間の中にもいる…昔あなたのお師匠さんにも聞いた気がするんですがね」と澁沢は松本に声を掛けていましたが、松本がいたお寺によく通っているということなのでしょうか?
そんな澁沢は、清明医大から厚労大臣の推薦で医師・濱田達哉(ムロツヨシ)を心臓外科に。
心臓外科を看板するようにと託していましたが、何か裏の思惑があるのでしょうか?
濱田は、技術はあるようで、マスコミ受けも良さそうだけど、何やら一物ある感じなのでしょうか?
そして、松本は覚えていないけど濱田と13年前に接点があったようで・・・。
交通事故現場で頚髄損傷の疑いのある人を助けた時のようですが、遺恨があるのでしょうか?
松本の良き理解者である掃除のオバチャン(宮崎美子)。
お布施として男性誌の袋とじをw
宮崎美子さんが、こういう役どころを面白おかしく演じていらっしゃって、ビックリしました。
最後のナレーションで松本は
「人は皆死ぬ。生と死は表裏一体。死は恐るるに足らず。なれど、僕に助けない勇気はない」
と言っていましたが、
そんな生と死の境界で働く松本がこれからどんな行動をして言葉を発していくのか、これからも楽しみに観ていきたいと思っています!
毎週感想を書くことができるかは分かりませんが、今のところは書ければいいなぁ~といった感じです。
←web拍手です。
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