世界樹5 アップルパイのお話

世界樹5の二人旅(予定)
某所でやっていたお話の続き、というわけではなく平行世界的なあれで攻略していくのです

第49話 いくら食べたい

2016-10-24 20:06:49 | 日記
円環ノ原生林 21F

「ふぁ……美味しかった」

「海鮮…いや、海じゃないから海の幸ではないけど。
 とにかく、そういうのも悪くないよね」


「そ、だね。普段、あんまり食べられないし」

「この、未知の植物、動物ばっかの原生林も
 美味しい食べ物はいっぱいあるんだろうなぁ」


「…食べてみる?」

「まさか。未知なんだから何が起こるかわかんないでしょ
 そういうのは安全確認できてから、だよ」


「ん」

「ただ、何も現地調達できないのは良くないし
 色々持って帰って、料理人とか、ギルドとか
 評議会とかに調理法とか見つけてもらったほうがいいかもね」






「今のところ
 このフロアはそんなに危なそうな魔物は見当たらないね」


「……え?」

「まだ入ったところだから、こういうのもなんだけど
 これまでに比べると随分余裕があるっていうか」


「いや、えと、危ない、危ない、よ?」全力で首を振る

「でもネサ、このフロアで何も食らってないよね」

「でも、だいぶ、こわ」

「大丈夫だと思うんだけどなぁ…」



「……あれ。ネサ」

「?」

「その地図。あってる?」

「え、あう、うん。大丈夫のはず、だよ?」

「何か…変じゃない?」

「え、と?」

「今までに比べて、大きいというか、広すぎるし
 それに地図の左の方、右のあたりと全く同じ地形が…」


「あ、ほんと、だ。間違ってた、かな?」

「もしかして。この階層、地図の左と右が繋がってる?」


「………」見直す

「……」隣で見直す




「…ほんと、だ。でも、どこで、どうやって」

「分からない、けどこれまでの事を考えれば、何があっても不思議はないでしょ」

「そ、だね。書き直し、かな」




「あ。あとフィーア。あの。アレって、何かな?」

「?」

「あそこに、針がいっぱい生えた、鳥?みたいのが」

「………あれはちょっと面倒そうだね」

「避けてく?」

「善処。かな
 万が一戦闘になっても、流石にドラゴンに比べれば大したことはない、と思うんだけどね」





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○ネサ  ルナリア 碧眼の兎《幻影》 LV55

・装備品 

パニアード+5  剣自体はどんどん新調。魔剣はその辺のデータを超越した何か
ポルカ      やや気温が低い為、厚手の外套を被っている
ヴァンブレイス  特殊な金属を溶かし込んで作られたアームガード
ファングヘルム  という名のもちろん帽子


・スキル類
プレディクト   10 多数の敵相手にはやはりこれ
シルフィード   10 普通の剣で反撃する
カウンターブースト10 反撃は一度に2~3回
もたざるもの   10 
リベンジスラスト  5 魔剣

※捕食の針     ☆ 低命中4~6回攻撃




○フィーア アースラン 精霊魔術師《三属》 LV55

・装備品
アラートパクルス+5 振ると不思議な風切り音がする  
ナインティスリー   精霊によるオートガード
巨亀の甲掛      16Fの亀の甲羅を砕き、グリーブへと変えた
知恵のピアス     精霊を宿している


・初級スキル
ファイアボール  5 火の玉
アイシクルランス 5 氷の槍
ライトニング   5 雷
高速詠唱     5 下のと合わせて
圧縮術式     8 精霊魔術の広域攻撃をコントロールし、点に集約する

・上級スキル
コモンマジック  1 誰かに魔法にあわせ、精霊が力を貸す
エクスプロード  5 精霊魔術化したファイアーボール
アイスストリーム 5 精霊魔術化したアイシクルランス
サンダーブレイク 5 精霊魔術化したライトニング
コストカット  10 精霊の機嫌がいいときは魔力を消費しないらしい


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とみせかけてドラゴンより強い雀。なんやねん
これあれなんだね。人工衛星みたいな設定だから
地図の左右が繋がってるってことでいいのかな。球体の周りを回っている、みたいな

第48話 円環ノ原生林

2016-10-19 18:17:11 | 日記



かつて

赤く荒れ果てた大地に私が訪れた時

この森は生まれた



世界を構成する全ての緑は

この小さな原生林から生まれたといったら

大地に住む者達は信じるだろうか?



多くの者は笑うだろうが

どこかに信じる者もいると

私は思っている



幾多の困難を乗り越え

幾多の想いを受け継ぎ

ここに来た彼らこそ そうであって欲しい




第五階層

円環ノ原生林




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第四階層のその奥
そこには、これまでのような『階段』は無く
あったのは金属製の扉のみ

ネサがその扉に触れると、扉は開き
そこは金属製の部屋となっていた

壁も地面も天井も水晶であった第四階層において
あまりに異質なその部屋に、なにかあるのではないか

そう考え、探索をしていた
その。筈だった




「何が、あったの?
 突然部屋が揺れて、周りの景色が、落ちて…」


「この部屋…真上に飛んでる?」

「飛ぶ?」

「うん。その、空高くに、飛行魔法を使ったみたいな…
 そんな、感覚だった、から」


「……ここは世界樹の中のはず…とすると」

「部屋が、動いた?」

「この部屋、高い場所と低い場所を移動する為のものなのかもしれない」

「って事は、ここは」

「雲よりもはるかに高い、世界樹の高層、ってことになるね」


「…問題は」

部屋から降り、周囲を見渡す


「なに、ここ」


どんな山よりも高くに運ばれてきた二人の前に見たこともない景色が広がっている



「…ネサ。今って、間違いなく朝だよね」

「うん。その、はずだけど」

空がまるで夜のように暗く



「四階層に比べると、森…は森、なんだけどね」

「でも…この植物、どれも、見たことも、読んだこともないよ?」

見覚えのない植物



「で、一番気持ち悪いのが…アレ。
 アレ、なんだと思う?」
天を仰ぐ


「空一杯に、ガラスの天井?」

「ガラスかどうかは、わかんないけどね、ただ…
 明らかに、自然に出来る物、って感じじゃ、ないよね」


「でも。誰かが作った…なんて」

「さっきの、動く部屋もそう。誰かが利便性の為に作った
 あんな金属製の部屋、扉なんて人の手じゃなきゃ出来るワケないんだから」



「えっと…えっと、ってことは…」

「はるか昔に、誰かが世界樹に手を加えてた、とか
 古代文明。みたいなの」



??
「君たちが世界樹へ進み、ここまで来たことに感謝している」


「…とすると」

「フィーア、あの子…!あの子!」

「分かってるって」

4層にて幾度も姿を見せた謎の少女が、再び現れ
言葉を続ける

??
「願わくば…、世界樹の頂きまで到達し、私の願いを叶えて欲しい」


「さしずめ、古代人ってところなのかな」

「…願い?」


その言葉だけを残し、少女はまたも姿を消してしまう



「また、消えた
 古代人だとして、ここが作られたものだとして
 あの子、何がしたいんだろ」


「願い…って、何なんだろ」

「さあ?」








「ま、あっちにもなにか目的があるんだろうけど
 どうでもいいか。ネサ。探索行こ」


「う、うん…
 リリさんと、ソロルさんも、ここまで来た、のかな?」


「どうかな。あの2人なら、この部屋くらいは見つけてそうだけど
 とりあえず、探索してみないことには、ね」





第47話 余韻

2016-10-12 12:24:00 | 日記
ジュネッタの宿

「はぁ…やっと帰って来れた…」

「ん」

「もう、なんでこんなこの街の人はお祭り好きなのかなぁ。面倒臭い」

「で、でも。良かったの?みんな、フィーアをお祝いしてくれてたみたいだった、けど…」

「いいのいいの。大体、目が覚めたばっかりでお祭り騒ぎってのが無茶なんだから」




リリ
「みんな~。こんばんは~!」アップルパイの部屋の前


「…あ、リリさんだ。なんだろ?」

布団で倒れてる。任せた。っていうハンドサイン

「は、はい、なに、かな?」ガチャ。控えめに扉を開き

ソロル
「よぉ。悪いな。大したことじゃねえよ」


リリ
「黄昏亭のお祭りから、ご馳走一杯、もって帰ってきたんだよ~」


「え、あ、えと…」

ソロル
「まだ回復してないだろうし、部屋から出たくないだろ
 楽する時は楽しとけって事さ」


「あ、あ、そうだ、えっと、とりあえず、中に入って貰って」

ソロル
「いや、別に良いよ。疲れてるだろ。気を遣わせる気はねえよ」


「だいじょうぶ!元気だから!だいじょぶうだよ!」





「ご、ごめんね、今、何も、出せるようなものはないんだけど…」
 紅茶を人数分


リリ
「本当に良かったのに…」


「ふぃ、フィーアも、いる?」


「そだね。もらおうかな。…よいしょっと」
 布団から起き上がり。机に




お土産の中から燻製肉のキッシュを切り分け、もぐもぐ


「…ソロル。リリ。昨日はありがと」

ソロル
「何言ってんだよ。オレ達がいかなくても、一眠りしてから帰ってきてただろ」


「どうかな。あそこから街まで戻れる体力があったか、っていうと…」


「お前らならなんとかしてたと思うぜ?」


「だと、いいけど」


リリ
「このキッシュ、美味しいね~
 ネサも食べて食べて。ほら、あーん」


「ふぁ!だ、いじょぶ!じぶ、自分で食べるから」

「え~。残念。じゃあソロル、はい」口元に持っていく

「ああ。悪いな、さんきゅ、リリ」がぶり




「今日は、外も随分騒がしいね
 まだどんちゃんやってるのかな」


ソロル
「なんてったって、4層攻略記念だからな
 皆大喜びだぜ。アップルパイが偉業を成し遂げた!って」


リリ
「そうそう!
 さっきなんて、吟遊詩人さんが
 アップルパイをテーマに英雄譚歌ってたんだよ~!」


「…マジで?」

「そ、そうなんだ…?ちょっと、聞いてみたい、ような」

ソロル
「覚えてる範囲で歌ってみせようか?」


「…絶対聞きたくない」

「だろうな」

リリ
「新人さん達が、目を輝かせながら聞いてたんだよね」


「うわぁ…」

「そいえば、リリさん達も歌われてたの、聞いたことあるかも」

「そうなんだよ~!すごいよね~!」

「自分のはあんまり聞きたくないな
 ま、一応ここでの最上位の冒険者だったしな、そういうのは仕方ねえよ」





「さてと
 そろそろお暇させてもらおうかな」


「そうだね~」

「はいはい。お疲れ。楽しかったよ」

「あ、お土産、ありが、と…ね」

「いいのいいの!」

「…次は5層、か」

「そうなるかな。数日休んでから、だけどね」

「じゃあ、こっちが先に探索する事になるね~
 一足お先、です!」


「ゆっくり来ればいいさ
 来た時には、拠点の一つや二つ作っておいてやるさ」


「気を、つけてね…?」

「えへへ。大丈夫だよ~」

「んじゃ、またな」

「ん。またね」



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装備についてなどはまだ更新なし
次から5層となりますよ

第46話 水晶砕き

2016-10-07 00:36:21 | 日記
水晶竜前

「…うう、ん」

「ああ。起きた?」

「あ、うん…え、と…」

「1時間くらい。かな
 アイツも、あたしたちが与えてたダメージがあるのか、動いてきてないよ
 動ける?」


「傷は、なんと、か。だけど
 …ぼーっと、する」


「採算無視で薬漬けにしても、そこが限度だよね…さすがに」

「でも、もう、荷物も、ほとんどないよ?」

「次に見つかったら最後、かな」

「…」



「…もう、帰れないのかな」

「帰れない、じゃーないの
 あたしは家に帰らなきゃ行けない
 それだけは絶対に絶対」


「でも」

「ネサも帰るでしょ?」

「…ん」

「じゃあ倒そう。大丈夫」



「ネサが寝てる間にできる限り準備はした。
 あとは…頑張るだけ」


「…ど、するの?」

「とりあえずそのボロボロの鎧は脱いじゃお
 あってもなくても同じだし
 余計なカバンも全部置いていく
 魔剣も使えないなら起動符もいらない」


「ん」

「あとは、戦いながら、ね」



「『ーーーーマナよ、《赫き元素》となれ、象るは模せし太陽』」

火球の詠唱を始める。ただの《ファイアーボール》

「…いうこと聞いてよ
 『ーーーー《火蜥蜴》よ。我が詠を聞け。《赫き元素》を司りし力を示せ』」

フィーアの周囲に。無数の《ファイアーボール》が生まれる



「…フィーア、それ」

「とっておき。燃費無視、成功率も低い
 だけど、こんなのに頼るしかない」


「ん」


爆炎


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○ネサ  ルナリア 魔剣遣い《幻影》 LV55

・装備品 

バニアード+5  魔剣は今回は使えない。転送規制。
ポルカ      鎧は脱いだ。いつも着ている外套
ファングヘルム  筋力増強アクセサリー
ヴァンブレイス  強度の高い小手。事実上の盾

・スキル類
プレディクト   10 多数の敵相手にはやはりこれ
シルフィード   10 普通の剣で反撃する
カウンターブースト10 反撃は一度に2~3回
ビジョンスラスト  5 たまに使える
ウィンドカーテン  4 ヒポグリフ以来のキースキル
幻惑の剣舞    10 これも初出かな?



○フィーア アースラン 多呪法師《六属》 LV55

・装備品
アラートパクルス+5 魔力強化型モーニングスター
ナインティスリィ   精霊による自動バリアを仕込んだ服
紅翅の冠       昆虫の翅を編み込んで作った赤い帽子
巨亀の甲掛      亀の靴


・スキル
ファイアボール 10 火の玉 今回の必殺技
高速詠唱     5 今回のキースキル。かっこいいよね
アーススパイク  5 「魔法攻撃低下」えらい
アンチマジック 10 魔法無効化パッシブえらい
多段術式     4
リザーブマジック 5 複合属性、だいじ

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VS水晶竜

○概要
ブレスモードと物理モードを5ターン前後ごとに切り替えてくる
5ターン「前後」が問題で、微妙にタイミングをずらされる

ブレスモード中は属性攻撃に強く
物理モードでは物理攻撃に強い
両モードともにネサの回避スキルの天敵となる技を持つ



○行動パターン
ブレスモード(仮)物理モード(仮)を変化しながら戦う

●ブレスモード
・結晶化する凍息
3~6ヒットの命中率高めランダム氷攻撃
ネサのHP200、フィーアHP250に対して
1ヒット30ダメージ~50ダメージ程度
ただし、石化の状態異常を持つ。石化は、やばい

ネサがプレディクトで回避(4回まで)しきれない可能性がある技

・衰弱の燃息
一列炎攻撃
ダメージは120程度
魔法防御低下のデバフがかかる

・拘束の雷息
貫通雷攻撃
ダメージは150程度
腕縛りの状態異常を持つ  一番怖くない


・クリアブレス
無属性全体攻撃+全体バフ解除
バフ解除数に応じたダメージが通る

プレディクトや後述の
物理モード対策で使っていたウィンドカーテンがひっかかって
たまにものすごい痛い




●物理モード  ここから先はネサが直撃するとほぼ死ぬ

・ロックバレット
貫通物理攻撃 ネサ前列即死、フィーアでも170ダメージは受ける

・ソニックブロウ
「最速」単体物理攻撃
防御よりも、プレディクトよりも、あらゆる行動よりも早く
ネサが前列ならば即死、フィーアでも170ダメージは受ける

・切り裂く鋭爪
一列物理攻撃。これもただの物理だが
ネサで190~200即死
フィーアで140ダメージ程度

・悠久の嘶き
全体 頭縛り+眠り
眠りは死ぬ


・プリズム光線
物理一辺倒の中に突如現れる属性攻
全体にランダム属性攻撃。ダメージは低め。全体80程度





○ブレスモード対策
すべての攻撃が魔法属性で、ダメージは痛いが極端に高いわけではない
デバフかけながら慎重に戦っていく形になる

ネサ:前列 フィーア:前列
何故か。フィーアの「アンチマジック」は、自身と同列にいる仲間を
「一定確率で魔法属性無効にする」というもの
そもそも魔法属性だから後列にいても仕方ない

ネサは「幻惑の剣舞」(相手命中低下)を維持したまま回復とたまに暗闇を狙う
フィーアは「アーススパイク多重詠唱」(相手魔法攻撃低下)から回復主体

命中低下、魔法攻撃低下、アンチマジックの複合により
即死はありえない。
問題は石化。

なんどか序盤にかかっておいて、耐性を高める方針になる


ブレスモードになってから5ターン目から
ネサ:ウィンドカーテン(次ターンの自列が受ける物理攻撃1度回避)
を使い続ける。


なぜならいつモードチェンジして物理モードになるか分からないから。


○物理モード対策
全ての技がネサ即死。ならばプレディクトで回避するしかないじゃない!
なんて甘い手が通用しない。

ターン最速行動のソニックブロウがある為
ネサが前列にいるとそのターンどんなアクションをしていても死ぬ。

だからといって後列でも相手の行動を予測して動けるわけではないので…。
そこでウィンドカーテン

「ターンエンド発動」
「次ターン自列が受ける物理攻撃を1回回避」の特性を活かす
物理モードに入る1ターン前からウィンドカーテンを使い
そのまま物理モードが終わるまでカーテンし続ける

こうすると大技は完封することができる

喰らうのは悠久の嘶き(全体眠り頭縛り)

プリズム光線


悠久の嘶きでネサが寝る、ないし頭縛りになるパターンが崩れて超危険



○攻撃方法
ブレスモード時はあまりダメージを入れることがない
ネサがカウンターしつつ、フィーアがのんびりTP温存しながら殴るのみ

物理モードでウィンドカーテンパターンに入った時がチャンス
魔法に弱いため
リザーブマジックの多重ファイアーボール、多重アーススパイクを交互に繰り返す
TP消費でかすぎるのでそこはなんとかする(多重しないとか)


○ヤバいパターン
・ブレスモードでどっちか石化した場合
頑張って耐え凌ぐ
徹底してソーマ使っておけば一応死ぬことはないが
途中で物理モードにシフトされるとマズく
その隙にさらに状態異常を仕込まれるとジリ貧になる

・ネサが頭縛りか眠りになる
大博打。
ネサを後列に移し、フィーア前列で自己回復を繰り返す
ソニックブロウのタイミングが読めないので本当に困る


・その他
ほんのちょっとした事故で死ぬ
最大の問題はTP管理

ウィンドカーテン祭りや、多重詠唱祭りなので
アイテムの数もだしアイテム使う余裕もない


けどなんとか撃破。80ターンくらい

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ソロル
「…これは、どうなってんだ?」


リリ
「戦いの跡。それにあれは、水晶竜…?」


ソロル
「死んでる。…これ、まさか、こんなのを倒したっていうのか?アイツ等が?」


リリ
「た、倒したってことは、勝ったってことだよ!
 まだ、戦闘が終わって間もないふうに見えるし、近くにいるはず」


ソロル
「ああ、探そう」






水晶竜の死体のすぐ傍
アップルパイが傷だらけで倒れているの発見し近付く二人。

リリ
「いた!」


ソロル
「…生きてるか?」


リリ
「疲れきって、寝てる、みたいだね」


ソロル
「そっか。よし。連れて帰ろう」


リリ
「うん!」
死霊を呼び出す

「よーっし!死霊さんたち、よろしくね~
 あ、起こさないように、そっと、だよ?」


死霊がそっとアップルパイの2人を抱える

リリ
「そうそう。いい子いい子」


ソロル
「ネサが起きたら卒倒しそうだな。それ」


リリ
「そっかなー?いい子達だよ~?」




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というわけでおしまい。
なんとか2人の力を借りずいけました。

フィーアの最強防具解禁だけはちょっとほんと許せない妥協。
だからって思ったほど固くなったわけではないのだけど…

こういうのに頼るのは負けた気するよねー。


とはいえなんとか適正レベルギリギリでクリアです!

いよいよ5層。ストーリー最終フロアへ

第45話 逆の立場

2016-10-05 23:35:45 | 日記
ジュネッタの宿


ソロル
「…ダメだ、やっぱり帰ってきてない」


リリ
「樹海の見張りの人も、やっぱり見てないって」

「今夜は、ネサに晩御飯をご馳走になる話してたんだよ!
 帰ってきてないなんておかしいよ!」


ソロル
「アイツら、日が落ちる前には絶対帰ってくるように決めてた筈だ」


リリ
「帰ってこれない、何かがあった?」


ソロル
「オレ達より先に、水晶の竜を見つけたかもしれない」


リリ
「だとしても、フィーアなら一度戻ってきて、どうするか考える筈だよ?」


ソロル
「まさか、竜にやられた、なんて事」


リリ
「そんなことあるわけないよっ!!
 あの二人なら、何があっても逃げれる筈だよ…!」


ソロル
「…すまない。そうだな。言っちゃいけない事だった」





リリ
「行かなきゃ。もしかしたら糸がダメになっちゃったのかもしれないし
 どこかで避難してるかもしれない」


ソロル
「まぁ、そうだな。ここでうだうだいってても仕方ねぇな。行くか
 アップルパイには返しても返しきれない恩があるんだ
 無事で居てくれよ…!」



リリ
「あの時と、アンデッドキングの時と、同じ
 立場が逆なだけ。だから、絶対助けなきゃなんだ」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一方その頃

「…ここなら、とりあえず、見つからない…ネサ」

「ーーーーー」

「ネサ」

「ーーーーあ、あ。うん…。呼んだ?」

「…アイツ、見張ってるから。1分でも、2分でも寝てて」

「い、いや、だいじょ…」

「立ち上がるのもキツイのに無理しない
 薬が効いてくるまでちょっと休む」


「…ん」





「もう。夜明けか。
 さて、と。どうしたものかな…
 戦っては、逃げて。隠れて。このままじゃ、こっちが先に限界来ちゃう
 寝ずに戦うなんてできるワケ無いんだし」



「問題はネサだよね…。
 アイツのブレスは範囲が広くて避けるのに体力使うし、避けきれない
 何より、アイツの爪
 ノーモーション。あたしどころか、ネサにも反応出来ない速度で飛んでくる
 回避も、防御も出来ない」


ネサの様子を見る

「血を流しすぎてるし、防具も無い方がマシ」



「……あーダメ。頭まわんない」

詠唱。
『精霊魔術』の為に憑依していた精霊とのリンクを切断
精霊を具現化させる。

「精霊魔術使えなくなるけど、仕方ない。無防備より、マシ」

「アイツきたら起こして。ちょっと寝るよ」


分離した精霊に告げ。数分。仮眠を取る




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というわけで水晶竜戦。
50ターン規模の戦いをかれこれ何十回と行ってきて未だ半分削れず
やっと少しだけ光明が見えてきたのだけど勝てるかどうか。


リリとソロルについては3層の対比させたかっただけなので
別に参戦するというわけでは(多分)ないです
どうにか2人でいきたい。