「楽しいってこと」
楽しいって何なのか
よく我を忘れるほど楽しいって
言うよね
じゃあ、忘れていない時の我って?
それが本当の我なのか?
私はそうは思わない
我は我である
そして、忘れている我に戻り
やがて、すべてが我になる
その時日々は楽しいものとなる。
「楽しいってこと」
楽しいって何なのか
よく我を忘れるほど楽しいって
言うよね
じゃあ、忘れていない時の我って?
それが本当の我なのか?
私はそうは思わない
我は我である
そして、忘れている我に戻り
やがて、すべてが我になる
その時日々は楽しいものとなる。
「湧水を見る我」
その湧水は井戸の奥深い
中心から淀みなく出ている
おそらく近くの山の
清らかな水が更に
幾重にも多くの
フィルターで濾されて
ここに涌き出ている
ああ なんと清らかなる
恵みであろうか
なんという奇跡なのか
そしてそれを目の当たりに見ている
私は正に奇跡のなかの奇跡の瞬間を
迎えているに違いない。
「ある国の夜景」
黄色に輝く夜景
街を見渡す小山から
それは荘厳な光を
放っていた
その光たちに応じるように
夜空は一面答えていた
青白い幾筋もの光の子達
街に海辺に降り注ぐ
これもまた人が知れぬ間にある
美しくも壮大な交流なんだ。