灯台
灯台はいつも海と海空に
一体となって溶け込んでいる
陸からの眺めは溶け込んでいる
船から挑めば、それはまた
大地と言う人の古里であり
陸に溶け込んでいるのだろう
お互いからの眺めは
お互いに優しさの光
だから灯台はいつも
美しく凛々しく力強く
背を伸ばしている
灯台
灯台はいつも海と海空に
一体となって溶け込んでいる
陸からの眺めは溶け込んでいる
船から挑めば、それはまた
大地と言う人の古里であり
陸に溶け込んでいるのだろう
お互いからの眺めは
お互いに優しさの光
だから灯台はいつも
美しく凛々しく力強く
背を伸ばしている
ある池のオーブたち
湿地の中心にあるその池は
地球のマグマで囲まれ
熱く美しく輝き
とても根元的な様を見せている
池からはオーブたちが
生まれていく
ああ、なんと美しいのだろうか
細胞のようなオーブたち
この根元的な美しさに
私は胸を打たれている
湖の鳥居
湖に迫り立つ鳥居
この赤の鳥居は緑の森を
背にして際立っている
そして確かに湖上の空の
ある一点に向いている
湖上の一点には何かがあり
地上のあれこれを連系
させているのだろうか
私達がここに存在する意味が
ここにもある様に思えてならぬ
比叡と湖
うっすら白い比叡は湖に
映え横たわる様は堂々としている。
この季節の寒さ厳しさが
比叡をより美しくさせ
湖はより暖かさを見せてくれる。
この二つの調和を
じっと見守り永遠の時を
与え続けてくれる自然。
その大いなる存在を
私はこの目で今、向かい会う。
そして、いつも思う。
時や場所や諸々の事
全てを越えたものなんて
無いんだ。
ただただここに感じる事
それが全てなんだと。
地に浮く聖堂
その聖堂は
緑、黄、赤の柔らかい塊で
地から浮かんでいる
建物自体の特徴がどの地域の
ものであるか分からない
しかし聖堂と思う
堂の橙や黄色などの壁は
まるで生き生きとした何か
パワーを内包している様に見える
見上げていた私はその熱気が
ひとつの力をくれている暖かさで
満ち溢れていると感じた