負け犬の遠吠え

NPB応援サイト連合チーム”過激派ネタ軍団・不惑のカリスマリーダー”の戯言人生日記

今年もさっぽろ雪まつり⑤(羊ケ丘展望台編)

2007年02月10日 | 旅行ネタ
前日は6時起床・8時チェックアウトで少々お疲れ気味のリーダー一行。
しっかりと睡眠を取って、今朝は7時半に起床です。
今日も天候はです。
気持ちのいい朝の眩しい日差しが飛び込んできます。

今日は大きな移動もないので、少しゆっくり目の10時にチェックアウト。
まず札幌駅に向かい、そこで大荷物を預けてから市内を回り、昨日見残した大通会場の残る部分を見て回る予定です。


一行がまず向かった先は、W.S.クラーク博士の銅像があることで有名なさっぽろ羊ヶ丘展望台です。
札幌ドームへ向かうルートと同じ、地下鉄東豊線の終点・福住駅まで乗り、そこからさらに路線バスで15分ほどで、目的地に到着します。

羊ヶ丘展望台の歴史は古く、1959年に農林水産省北海道農業試験場の敷地の一角に展望台を設けたことで始まりました。
かつては数千頭もの羊が放牧されていたと聞きます。


あたり一面雪に覆われた、展望台からの様子。札幌ドームもよく見えます。


E嬢親子は雪合戦を始めてしまいました。楽しそうです。

展望台の一角には足湯もあります。冬場は外気で足が冷えるので、ここの足湯は重宝します。


展望台で2時間ほどを過ごし、再び大通へ。
途中でE嬢親子が地下鉄に先乗りしてしまうというアクシデントに見舞われつつも、西11丁目でなんとか合流に成功。残した会場を見て回ります。
大方の所は昨夜見て回っているので、今日は小さな雪像や土産の購入が主です。

のんびりと歩きながら、途中でロイズカフェでティーブレークをして時間を過ごし、やがて札幌を離れる時間がやってきました。
帰路は19時10分発のJAL3120便。往路のANAも満席でしたが、このJAL便も満席です。
名古屋からも多くの観光客が訪れていたことが分かります。
そして定刻21時05分、中部国際空港に到着。3日間の「非日常の世界」は終わりました。


リーダーは札幌の街が好きです。
何度行っても飽きないし、雪まつりを一度でも見れば、その気持ちはさらに大きくなります。
来年も行けたらいいなぁ・・・

今年もさっぽろ雪まつり④(大通会場・後編)

2007年02月09日 | 旅行ネタ
前編から引き続き、さらに歩を進めて5丁目会場へ。
「道新 雪の広場」は2丁目会場と同じく北海道新聞社の協賛、中雪像「ミルクランド北海道」の展示。「毎日 氷の広場」は毎日新聞社の協賛で、大氷像「故宮・太和殿」の展示です。


中雪像「ミルクランド北海道 今日、飲んだ?北海道の牛乳!」。
まいにちまいにち搾られる北海道の牛乳には、自然の恵みがいっぱい! おいしい北海道の牛乳をまいにち飲んで、みんなも元気になろう!


大氷像「故宮・太和殿」。
故宮は中国北京に所在する旧王宮であり、歴史的建造物の中心といえる太和殿。
1421年に南京から北京に都と移してから、「清」滅亡まで宮殿として使われました。1644年に一度焼失しましたが、後継王朝の「清」が基礎をもとに再建。その後、故宮と呼ばれルーブル美術館などの例にならい、1925年10月10日より博物館とされました。
(ちなみにリーダーは、故宮博物院に実際に行ったことがあります。1988年9月、天安門事件が起こる1年前のことでした。)


6丁目会場は「北海道 食の広場」。ここは雪像・氷像の展示がなく、代わりに「食のテーマパーク」という感じで、北海道の大自然が育んだ海の幸・山の幸などの味覚を満喫できる会場です。
我々もここで小休止して、ホットチョコレートドリンクを飲んで暖まり、ホクホクのじゃがバターを食べて満足しました。

ひと息入れたところで、次は7丁目会場「HBCタイ王国広場」へ。
HBC北海道放送協賛の会場では、大雪像「チャックリー・マハー・プラサート宮殿」と中雪像「どろろ」の展示です。


大雪像「チャックリー・マハー・プラサート宮殿」。
この宮殿はラーマ5世、チュラーロンコーン大王によりバンコク王朝百年祭(1882年)に完成し、現在ではレセプション・ホールとしてのみ使用されています。


続いて8丁目会場「雪のHTB広場」へ進みます。
HTB北海道テレビ放送協賛の会場では、大雪像「国宝 彦根城」の展示です。


大雪像「国宝 彦根城」。
彦根は井伊直弼で知られる井伊家三十五万石の城下町です。
城は、その子・直継の代、慶長9年(1604年)に着工し、慶長12年(1607年)に天守は完成しました。今もなお琵琶湖北東の湖岸にたたずむ彦根城天守は昭和27年に国宝に指定され、2007年で築城400年になります。


ここまで来たところで、時計の針は21時30分を指していました。
5歳のAくんには、もはや辛い時間なので、切り上げてホテルに帰ることに。残る会場は明日の午後に見て回ることにしました。

ホテルに帰ってからはE嬢ともども、大浴場でゆっくりと1日の疲れを癒します。
明日も晴れることを願って・・・

今年もさっぽろ雪まつり③(大通会場・前編)

2007年02月09日 | 旅行ネタ
旭山動物園から札幌に戻り、まずは宿泊先に移動します。
今宵の宿は中島公園の近くにあるアートホテルズ札幌。温泉好きなリーダーやE嬢の要求基準を満たす「温泉大浴場付きシティホテル」です。
(どんな要求基準なんだ、と自分でツッコンでみる)


チェックインして大荷物を置き、ひと息入れたところで19時半に外出。雪まつりのメイン会場である大通会場へと向かいます。

大通会場はその名の通り、札幌市の中心部を東西に走る大通の西1丁目から西12丁目までを会場としており、地下鉄南北線の大通駅で降りれば、3丁目会場と4丁目会場に直結しています。
今回は2丁目まで東進し、折り返して西進。ライトアップの終わる22時まで、行けるところまで行こうということになりました。


まずは3丁目会場、「UHBファミリーランド」から。
UHB北海道文化放送協賛の会場で、中雪像「FREEDOM」(日清食品カップヌードル」のCM)と「こまねこすべり台」の展示です。


中雪像「FREEDOM」。
23世紀、人類が月に移住。月共和国「エデン」での少年達の冒険ストーリーを雪像に、中央に特設フォトステージを用意した参加型雪像です。


さらに東進して2丁目会場、「道新 氷の広場」へ。
北海道新聞社協賛の会場では、大氷像「ダイオレス1世の宮殿と黄金のリュトン」をメインに、大小様々な氷像の展示です。


大氷像「ダイオレス1世の宮殿と黄金のリュトン」。
「ペルシャ帝国」と知られ栄華を極めたアケメネス朝ペルシャ。世界遺産に指定されているペルセポリスに残る「ダレイオス1世の宮殿」は、遺跡となった現在でもその壮麗さで訪れた人々を圧倒し続けています。
中央にはアケメネス朝を代表する出土品の傑作「有翼ライオンの黄金のリュトン(角杯)を配し、華麗な工芸品が好まれた王朝の様子をうかがい知ることができます。氷の煌めきを黄金に見立て、ライトアップや音楽によって当時の栄華を表現します。


小氷像「FIGHTERS」。
2006年、全道を熱くした北海道日本ハムファイターズ。日本一の歓喜の胴上げを氷像で再現しました。


ここで折り返して西進、次は4丁目会場の「よみうり広場」です。
読売新聞社協賛の会場は、大雪像「海洋博公園 沖縄美ら海水族館」と「ようこそ!夢と魔法の王国へ」の展示です。


大雪像「海洋博公園 沖縄美ら海水族館」。
沖縄美ら海水族館は、沖縄の海の輝き、神秘さ、美しさをリアルに再現した水族館です。巨大なジンベエザメを中心にマンタやイルカが遊泳する姿をダイナミックに表現、大スケールの迫力で沖縄の海の神秘を伝えます。


大雪像「ようこそ!夢と魔法の王国へ」。
2007年春、東京ディズニーランドではあのリロ&スティッチのイベントが開催されます。2003年はハワイの海とともに登場したスティッチが、今度は夢と魔法の王国を舞台に世界のスーパースター“ミッキーマウス”と登場です。


大通会場は広く長いので、見て回るにはまだまだ時間がかかります。
ひとまず前編を締めて、続きは後編で。

今年もさっぽろ雪まつり②(旭山動物園編)

2007年02月09日 | 旅行ネタ
北海道滞在2日目の天候は
部屋の窓越しに、まぶしい朝日が飛び込んできます。

朝8時にチェックアウトし、まずは札幌に移動。ここで大荷物を預けてから、今日の目的地・旭川市旭山動物園へ移動です。
札幌から特急で1時間半、さらに路線バスで30分ほど乗ると、目的地の旭山動物園に到着します。

NHKの「プロジェクトX」でも取り上げられた「奇跡の動物園」。
小さな子供も連れてきていることもあり、折角北海道まで来たのなら、見ない手はありません。


旭山動物園は日本では最も北にある動物園で、1967年7月1日に開園しました。
しかしながら他の都市の動物園と同様に、入園者数は1983年の59万7千人をピークに減少の一途を辿り、1996年には26万人まで落ち込みました。
そこで旭山動物園では、動物の行動や生活を見せる「行動展示」を導入し、自然に近い環境で動物たちが動き回れる施設作りに取り組みました。
これが功を奏して入園者数は上昇に転じ、現在では年間200万人を越える入園者を数え、この数値は東京都恩賜上野動物園に次ぐ、日本第2位の動物園入園者数を誇っています。


さて冬の旭山動物園と言えば、最大の見ものは何と言っても「ペンギンの散歩」です。
園内に雪が積もっているからこそできるこのイベントは、冬季のペンギンの運動不足解消という目的もさることながら、柵もない入園者の目の前を、約500mの距離にわたってペンギンが行進するという見た目も楽しいもので、冬の旭山動物園で一番人気のイベントでもあります。


冬の柔らかな日差しを浴びながら、500mの散歩に出発するペンギンたち。


目の前、手を伸ばせば本当に届きそうなところを悠々と歩いて行きます。


旭山動物園では現在、138種678点の動物が飼育されています。
ペンギンの他に代表的な動物はホッキョクグマやアザラシなど。それ以外にもキリンやサルといった動物たちもいます。


ホッキョクグマ。飼育舎には巨大なプールもあり、ダイナミックな飛び込みを見ることもできます。


小動物舎で飼育されているレッサーパンダ。「風太」ではないので、直立歩行はしません(笑)


冬季の開園時間は15時30分まで。
工夫の凝らされた動物たちの展示を見ていると、瞬く間に時間は過ぎていってしまいました。
名残惜しい気持ちで動物園を後にして札幌に戻り、夜はライトアップされた雪まつり大通会場で楽しみます。

今年もさっぽろ雪まつり①(登別温泉編)

2007年02月08日 | 旅行ネタ
こちらの方は目下海外逃亡中ですが、それに対抗意識を燃やして、リーダーも国内逃亡を決め込むことにしました。


嘘です(笑)
昨年の暮れ、例によって飲み友達であるE嬢から、このようなお声がかかりました。

「札幌行く気満々なんだけど・・・」

正直な話、リーダー的には今回は行く気はありませんでした。
しかしながら、こう言われちゃ致し方ないのもまた事実でありまして、年明け早々に旅行の計画とツアーの申込みをして、E嬢と愛息のAくんを連れ立って、2泊3日で第58回さっぽろ雪まつりを見に行くことになった次第です。

全く、少しは人の懐具合を考えろ、っての・・・(笑)


昨年は札幌で3日間を過ごしましたが、今回はE嬢から「温泉に入って、旭山動物園も行きたい」とのリクエストと言うよりか、半ば無理難題を吹っ掛けられたので、散々思案した挙句初日を登別温泉泊、2日目に旭山動物園に行き、夜はライトアップされた雪まつりを楽しみ、3日目は札幌市内を回るスケジュールでの行動です。


2月8日、中部国際空港の天候は
13時55分発のANA709便に搭乗し、札幌新千歳空港に向かって出発です。
着陸態勢に入ってから若干の揺れがあったものの、定刻通り無事に新千歳空港に到着。
天候はですが、暖冬の影響は北海道も例外ではなく、思っていたよりも寒くありません。
ここからJRに乗り換えて登別へ、さらに路線バスに乗って18時少し前に登別温泉に到着。今宵の宿・ホテルまほろばにチェックインです。

夕食バイキングのスタート時間も間近でしたが、とり急ぎ登別温泉街と地獄谷を散策しに外出します。
登別温泉の見どころはこんな感じ。色々なところに赤鬼や青鬼の像があり、源泉も近いので硫黄の匂いが立ちこめています。


地獄谷の入り口。遅い時間だったので、暗くてよく見えませんでした(笑)


地獄谷への途中にある「念仏鬼像」(鬼祠)。
毎年8月に行われる「登別地獄まつり」の主役である赤鬼立像3.5m、青鬼座像2.2mの像に守られている小さな社(鬼祠)の中に江戸時代から伝わるという「念仏鬼像」が安置されているそうです。


1時間ほどの散策を終えてホテルに戻り、夕食のお時間。
和洋バイキング形式の夕食ですが、そのメニューが実に豪華です。
ステーキはあるわ、ビーフシチューはあるわ、そして極めつけはカニが食べ放題!
こんな贅沢なバイキングは見たことがありません。

じっくり時間をかけた夕食を終えれば、あとは温泉です。
ホテルまほろばの大浴場は、4種類の泉質・31もある豊富な湯殿が売り物で、2時間近くかけて、ゆっくりとお風呂を楽しむことができました。

うん、日本人に生まれてよかった・・・


明日は移動の多い日程。早めの就寝で、翌日に備えます。