菅内閣自体の「ストレステスト解散」を望みます！

「エネルギー政策が次期国政選挙の最大の焦点になる」そう断言した菅首相は、「原発再稼働の条件にストレステスト導入」を突如提唱しました。

少なくとも、これで日本全国の原発の安定稼働が年内に見通しが立たなくなる以上、またも「ストレステスト」というクセ球の投入で政局や日本経済を混乱させ、自らの延命を図る姑息な手口に出たわけです。

ならば、それこそ全国民に対して「原発のストレステスト以上に必要なのは、菅内閣のストレステストとしての解散」を持ちかけたと受け止めさせていただきたい。それなら望むところです！

すでに「耐用性能を発揮できない内閣」をこのまま維持する合理的な理由は何もないと思います。

そして、野党の皆様には、ぜひ憲法上に明記されていない「一事不再議」にとらわれることなく、正当な国会運営として、８月末を待たずに内閣不信任案をもう一度ご提出いただき、可決、解散の選択肢をあえて創出していただければ幸いです。

できればその時に、「脱原発」「再生エネルギーに転換を」などという聞こえの良い総論提起を菅首相の都合のよい公約にさせないように、「それは原発の即時全面停止、廃炉を目指すのか、目指さないのか！はっきりさせよ！」と詰め寄っていただきたいですね。